3 posts categorized "ハイドシェック"

50年に一度のことが・・・起きた?

ついこの間書いた記事ですが、ハイドシェックの日本録音盤を、CD化された1991年から25年ぶりにご先祖のアナログ盤にたどり着いたことを書きました。

25年か。。。

次の帯付きアナログ盤にたどりつくまで、さらにまた25年かかったらどうしよう。そのときゃ私は80で生きているかどうかわからんな~、と思っておりましたところ、・・・。

さて、検索でもかけてみるか、と海外サイトを見ておりましたら、画面にこれが?!

Aa8798a

ん?

が・が・が・が~~ん!(運命のリズムで。)

なんとその帯付きアナログ盤が、ド~~ン、とばかりにパソコンのディスプレイに映し出されているではありませんか!
に・ゆ・う・し・ゆ、に走りました。

結果報告。
首尾よく入手、成功。

そして届きました。
こんなに立て続けにやってくるなんて、なんという僥倖。

帯はこれか~。

Aa8798b

Aa8798c

ビニール内に紙を仕込んだこのタイプのインナー。
そうそう線付き。
この帯にはこのインナーですよね。

そうすると、この時期の東芝であれば、

あ・か・ば・ん。

つまり赤盤の可能性は、ほぼ、期待で・き・な・い・・・。

(それでも)
キっ!

それでも、それでも、たとえばですよ、見本盤で赤盤プレスが実在した~、とかの可能性も完全には否定しきれないのでは?
ひょこっと、赤盤、それも、見本盤、で眼前に登場することもあるかもしれないし、ないかもしれないし。
妄想は極限まで膨らんでしまいます。

Aa8798dAa8798e

・・・今回の記事は、世の中のほとんどの方にとっては、意味不明。

・・・

ところですでに注意深い諸兄にはお判りでしょうが、裏ジャケの宇野先生の文中に、
K333
が録音された、と明記されています。

聴いたことない。
見たことない。

その曲の日本録音。

東芝音工
東芝EMI
さらにEMIクラシックスを経て、
いまや、ユニバーサル・ミュージック。
本家はワーナーさん。
どうか、そのテープ、発見して公にしてくだされ~!!!
それこそ真の、幻、ですから。

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幻が現実になる-ハイドシェック日本録音。

世に「幻の名盤」と言われるものは多数ありますが、これもその一つではないでしょうか。少なくとも私にとって。

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Aa8798dAa8798e

ハイドシェックによるモーツァルトのピアノ・ソナタ。AA-8798日本盤。
幻と言われる由縁は、と言いますと、これは日本で録音されたもの、だからです。
大阪万博のあった1970年の来日時に東芝のスタジオで録音されたこの演奏は、1991年(モーツァルト・イヤー)にWAVE企画のイースト・ワールド・レーベルで初CD化するまで、幻の音盤であったようです。(2002年にHS2088方式のCDが再発されたことあり。このときはEMIクラシックス・レーベル。)
当然私はその初CD化の恩恵でこれを知りました。ハイドシェック独特の生き物のような音の動きと微妙なずらせ方が、ややデッドな響きの日本のスタジオ内でよくとらえられています。

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Cds

CDではさんざん聴きましたが、それにも元になったアナログ盤があるはず。しかし、ハイドシェックの音盤を探すたびに頭のどこかに意識を置いていたにもかかわらず、これまで、見たことがな~い。しかも、雑誌・書籍・ネット上の記録などを探しても、アナログ盤のジャケットすら見たことがなく、イメージが湧かないことこの上なしの本当に幻でありました。

ところが。
つい先日のこと。また、ふと思い立ち、あの日本録音盤出ないかな~、と検索をかけておりましたら、
あれ?これは何?見たことないジャケット。。。
内容説明を見ますと、あの(!)日本録音盤(!!)のアナログ・レコード(!!!)
間髪入れずに発注したのは当然のことでありました。

モーツァルト・イヤー(没後200年1991年)から四半世紀を経た2016年(没後225年)にようやくアナログ盤に至りました。

届いて再生。
オリジナル・テープに最も近い場所・時期のプレスが音質的に断然優位であるのは当然のこと。
日本録音の東芝プレスですからこれはまさに録音時の演奏に最も近い盤となるはずです。
ピアノの実在感が素晴らしい。
おそらく吸音材で内装をした実験室的な場所ではないでしょうか?広々とした、たとえばアビイ・ロードのスタジオや教会などの、残響たっぶりの音はまったく異なる、語弊はありますが実験室様のデッドな響き。しかしそれでかえって音の細部までよく聴こえます。
幻想曲ハ短調K475が終わり、ピアノ・ソナタ14番ハ短調K457へとつながる部分は、この曲順にしたのはやはりハイドシェックの感覚かと思います。(多用されている曲順ならば失礼。)
裏面はK457の最終楽章から始まり、曲が終わると続いてピアノ・ソナタ8番イ短調K310。サイド2の冒頭にピアノの美音がきれいに響く楽章から始まり、つづいてあのK310へなだれ込みます。サイド2への切り替えの妙と曲相互のつながりの妙が味わえるのはアナログの裏返しならではと理解しました。それにしましても選曲と曲の順序もハイドシェックの判断だったのでしょうか?
盤を通してオール短調の悲しいようなしかし生きる希望を与えてくれる曲集です。もちろん、素晴らしい!

しかも裏ジャケットには宇野功芳さんの録音立ち合い記も掲載されて資料価値も大変なものです。

今回入手できる僥倖に恵まれましたが、極めて惜しいのは、帯なし。(インナーはオリジナルか否か定かでないビニール製。)
次は帯付きだ!!と決意を新たにしております。

いやいや、レコード番号の「8798」、発売は1971年あたりであれば、赤盤、が存在する可能性も、ある!
いや~、楽しみですね。

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これはステレオか?ベルギーのモーツァルト。

最近自宅に届いたモノですけど、盤面を見て驚きました。
STEREO
と明記されています。
ヴァンデルノートによるモーツァルトの交響曲、そしてハイドシェックと共演の協奏曲。

Mozart1Mozart2Mozart3

Mozart4Mozart5Mozart6Mozart7

すべての演奏は、これまでのCDとLPの収集ではモノラルしか確認できなかったものです。
しかも盤のプレスはベルギー。ヴァンデルノートの出身地であります。収録場所は(おそらく)フランスばかりではありますが、これは、秘蔵のステレオ収録版が実は存在しのたか?と一気に期待が膨らんだのは当然でありました。

早速、ステレオ針で(メインはピアニストですけど)モーツァルトの21番から再生にとりかかりました。
さぞや、音場が広がって、この演奏の未体験の境地に入るかと期待しておりますと、

・・・・・・・・・

ん~~、あれ?
音がスピーカーの真ん中、だけ、に集中している。
広がっているようではあるけどやはりセンターは真ん中に(意味不明)。
なんやこれ、モノラルちゃう?

そろっ、とモノラル針で再生。
音の広がり感はステレオ針とほぼ同様。
ところが音質はモノラル針に期待したような力強さは感じずかえってピンボケのよう。

変や。

ここで盤面チェック。ステレオかモノラルか、目視で判別できるか否か、自己を試してみます。

ん~~・・・

モノラルのようなダイナミックな彫りではない。
全体的に、瀬戸のベタなぎ、までいかなくても、平穏な瀬戸内海のよう。
これは、ステレオの盤面には、見える。

再度ステレオ針で再生。
モノラル針の再生の後に聴いて、カチッ、と収まり感があり、これで納得です。

仮説。
これはステレオ針で再生を予定したモノラル音声を収録している。

しかし、それならジャケットに、MONOと表示すべきではないか?
それをSTEREOとはいかに。
またこんな表示の仕方が許されるのか。あるいはベルギーではあり得る慣行なのか?


ここで最近、地元高松で入手したこれを聞きました。
グールドによるベートーヴェンの最後のピアノソナタ3曲。日本盤。

Beethoven1Beethoven2Beethoven3Beethoven4

ジャケット左上に、Monauralと明記しています。
盤面チェック。やや?これはステレオ針の盤面かも。
ステレオ針で再生。いや~、なかなか、いい。カチッとしたモノラルサウンドが出てきました。
改めてモノラル針で再生せずともこれはこれでいい、と納得でした。

レコードをしまおうとしましてジャケットの中を、ふ、と確かめましたら、あれ?こんなのが出てきました。

Beethoven5Beethoven6

細長いのはアンケート用紙ですね。小さい白い紙には、ジャケットのSTEREO表示はまちがいです、正しくはMONOです、と訂正表示していますけれど、実際のジャケットにはどこをさがしてもSTEREOと書かれていません。ジャケットが訂正後の版なのでしょうか?
ちょこっと面白かったので乗せました。これでこの日、「根っこ」さんで購入した中で最安値盤(ごひゃくえん)でありましたので、楽しめてコスパ抜群であります。


それで戻りますと、ヴァンデルノートの演奏は相変わらず(といってもレコードというか録音は万年同一!)素晴らしい。若々しい推進力と力強さ、決してもったいぶらない潔さ。この感触がハイドシェックと相性よく協奏曲では他で味わえないフランスでの若々しい妙味を醸し出しています。
交響曲では40番も素晴らしいけど41番ジュピターは私の中ではベスト5には入るものです。ジュピターの意味を改めて調べたら古代ローマ神話の最高神と出ました。威厳、それは何世代にもわたって培われた育ちの良さを備えた若者、たとえば日本では歌舞伎役者さんなどをイメージしてもはずれではないか。
気持いい演奏ですね。思い浮かぶのは、(少数派でしょうけど)若いころのサヴァリッシュの演奏も似ているようです。

収録曲のCDはこれらです。WAVE企画盤。

Mozart8Mozart9

ヴアンデルノートの肖像はなかなか見かけません。露出度抜群の指揮者某K氏とは好対照です。(世間的な指揮者の格においては比較の対象外になるのでしょうか?)
今回のLPでは、ロイ・オービソンばりの雰囲気でして、目元がよくわからんです。(ジャケットではハイドシェックの影がかなり薄いです。これはやはり指揮者の地元プレスゆえか?)

さらにハイドシェックがソロの協奏曲21番(モノ)でのCDではこんなところです。

Mozart10

Mozart11Mozart12

Mozart13Mozart14

あれ~、24番(モノ)のCDがあったはず、、、と探し続けて見当たらず、ネットで調べてみましたら、あら?24番はまだCDになってなかったモヨウ。そうかあ~。いや、しかし、どこかですでにCD化されているのかもしれん。とネット情報をにわかに信じない自分がいます。

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