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丸亀高校オーブンスクール。

8月22日・木曜日。

朝から雷雨です。
今日は丸亀高校のオープンスクールの日。長女を連れて参加しました。子供を行かせるだけと思っていたら、「お父さんも、行く、て言うからそう書いてきた。」と長女が言う。どこで行き違いがあったのか。私が保護者の立場で参加するよう届け出られていました。

というわけで図らずも実現した母校訪問。
旧校舎解体・新校舎建築の完了後、初めての訪問となりました。

新校舎は旧校舎の写しのようで外観も中の間取りもほとんど変わらないように見えました。

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新築の香りが残る建物は、旧校舎にありました昭和までの伝統の重みが取り除かれたようです。
校長先生のご挨拶によりますと、創立120周年・卒業生4万人と言います。

在校生の授業参観をすると、もう40年近い昔の自分にフラッシュバックするようです。

校舎の階上からの眺めも素晴らしい。

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丸亀城の石垣がとてもきれいに見えます。

南側のテラスからの眺めも懐かし過ぎます。

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あの白いマンションまだ立ってるんだ。
象頭山ってあんなに近くに見えたかなあ?

「終始一誠意」
いい言葉ですよね。トシとるほど良さがわかってきます。

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石庭。そのまま。

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学校での行事を終えたら次は部活動見学です。
長女とその友人を連れて、市民会館での吹奏楽部の練習の見学に向かいました。

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丸亀駅と高校の間の通学路。
当時は色々なことを考えて歩いていただろうに、今となっては、当時の自分の思いが蘇らない。淡々と通っただけだったのだろうか?
JR(当時国鉄)の丸亀から富屋町のアーケードを抜けて裁判所のある道からお堀端に出るとそのままお堀の一辺をなぞると学校に着いた。
今は丸亀に来ると言えば裁判所の仕事。目的地の裁判所にピンポイントに来ては用が済んだらそのまま立ち去る。
今日はお堀端を長女を連れて歩くと最近とんとご縁のなかった久しぶりの風景に出逢います。こうして見ると丸亀城は立派です。海城・平城の玉藻城(高松城)よりはるかに立派かもしれません。

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市民会館の中に入るのはもう何十年ぶり?
それこそ高校時代かな~、ビートルズ映画祭があってここに来たのは1970年代後半。映画の合間にビートルズ知識のクイズの催しもあったっけ。

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そんなことを思い出して四列目中央のかぶりつきの席でいると、それぞれのパートが非常口近くなどのそこかしこでパートごとの音合わせをしていますが、もともと薄暗いホールの角のほうでは、さらに暗いのです。女子生徒のベストから伸びた腕は白いシャツに包まれておりその白い腕だけが暗がりの中で妙になまめかしく見えるのも風情です。
全体練習に先立ち部員が総立ちして発生練習。生の声は美しい。ジョスカン・デ・プレを彷彿としました。

さらに全体の音合わせを経て楽曲のおさらい。
有名指揮者のリハーサル風景録音みたいで面白い。
しかも、やはり、生、はいい!もちろん腕前も。
音楽をするというのは、こんなにも知的な行為か、と感じ入りました。なんで私、陸上(中学で)という体育会系に行ってたのかなあ、ひとつ楽器でも覚えればよかったかも。けど体を鍛えたお蔭で今があるのかもしれないし。

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オーブンスクールに集ってきた中学生の生徒さんはさすがに賢そうな生徒さんばかり。
在校生は凛々しい。これからの人生の「時間」「未来」「可能性」に溢れています。
現役の在校生の授業風景を見ていると、当時の自分が混ざっているような気がしました。


すべて終えて外に出たら、日差しが刺してくるようで蒸し暑い。日蔭を選んで歩くほど。
長女とその友人を車に乗せて帰宅。
自分自身帰宅してもやや茫然。
東大早稲田に行ったときに感じたものとはまた異なるこの感情はいったい何でしょう?
自分の生きてきた道はあれでよかったのか。考えても仕方がないことだけど。
自分の生き方はこれでいいのだろうか。(仕事ばかりで心を無くしているのか。)


高校性のころ、朝起きる、母の朝食を食べる、家を自転車で出て国鉄詫間駅まで行く、駅前の民間の自転車置屋に預けて定期で汽車(電化前。)で丸亀駅まで、汽車を降りたら、さきほどの経路で丸亀高校まで歩く。
学校を終えたら丸亀駅まで歩いて目指す、途中寄り道して通町のオオサカヤか藤田書店(宮脇書店に後に変わる。)に立ち寄る、たまに気分転換にいつもと違うルートも歩いてみる、そうして汽車の時刻が来たら乗って帰る、詫間駅から自転車、夕食、勉強、そして寝る。
その繰り返し。
十代後半の自分は香川の田舎にいることの閉塞感を、それと気づかずに抱いていたのは間違いない。大学に進学して東京に出たとき、「ここは息ができる。」と感じたから。(だから東京は第二の故郷、鎌倉は第三か。)
司法試験に合格し弁護士となって田舎に戻ったあとは弁護士という宇宙服を着こんだ生活だけど、今日は宇宙服を脱いだ昔の自分が蘇ったようなもの。それが、なつかしいような、苦しいような。

今日はもう仕事する気になれない。

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本とレコード。

今回の東京旅行で購入した本がこちら。

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東京大学オープンキャンパスのまさに本郷キャンパス内で東京大学出版会のテントで割引価格で買わせていただきました。

右側の本が実は、

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サイン本。
先日新大阪駅でばったりお見かけした安藤忠雄さんのサインです。こういうのに滅法弱いなあ。

ところで東京での目的を達してフライトまで時間が余り気味のときに、ふと、

渋谷のHMVに行こうかなあ~。

というささやきが聴こえました。
しかし、今回は息子の大学見学という高邁な目的の旅行なのだからそんなところで時間つぶして息子を付合わせる必要ナッシング!と振り払い、一目散に羽田に向かいました。

ところが羽田に着いたあと、息子が、
「ここに本屋あるん?」
と聞くので、たぶんあるけど何探す?と問うたら、
「学校の先生が大きな本屋に行って生物の本の面白そうなものを買ってこい、と言われた。」
と言い出すではないですか。
空港なんて、文庫か新書か時間つぶしの雑誌くらいしかないぞ、と説明しましたが、そうか高校生なんてそんな塩梅わからないよなあ、と変に納得。
すると、
「なんや~、渋谷の大盛堂でも連れて行って、そのついでにHMVに寄れたのに~。なんで、今頃、そんなこと言うか~。」とやり場のない気持ちに。。。
なんでも早めに言うてね~~。

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東京大学農学部。

8月7日は東京大学オープンキャンパス2日目。

前日の初日と比べれば「人出」はずいぶんと減ったようです。
けれども実は今日のほうがメインイベント。
20名限定の講義を予約していたのでした。

予約開始は、7月15日の午前6時30分。
携帯限定のネット予約です。
時刻が来たのを待ち構えて携帯画像上で必死に登録を試みました。要領を得ないので戸惑っていたら、目的の講義の午前の部はすでに定員に達したため予約終了。あわてて午後の部に登録したら間に合いました。「秒殺」までもないけれど、十分「分殺」の予約状況なのでありました。

その講義をめざし前日から東京入りしたのでありました。

予約学生すべてを集めての最初のレクチャーには保護者も同席できました。

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東大もすごいけれど農学部もすごいもんですね。日本の国土の0.1パーセントもの面積を東京大学が占めているそうです。その99パーセントは農学部の使用する不動産とのことです。大半は演習林そして牧場のようです。

レクチャーのあとは、各講義に予約生が臨みました。

講義を受講し終えて、今回の旅の目的は達成。

あとは三四郎池を見て、

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東大附属病院もながめて、

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タクシーで羽田へ。

これで今回の旅は終わりました。
とにもかくにも、この暑さは四六時中つきまといました。(ホテルの部屋はかえって寒いほど。)
全身から脂汗のように出てくる汗。それは脚にもひとしく噴き出すものですから、ズボン(ジーンズ)が気持ち悪いことこのうえなし。一刻も早くシャワーを浴びたい気持ちにさせます。
しかし、帰宅する日には、それはかなわず、機上の人となったら、日中の汗はごまかし、あとはただひたすら帰宅して入浴するイメージで耐えるしかなし。

そんな東京の夏が、自分の学生時代を体から思い出させてくれたのもまた事実。

自分の東京時代は、大学時代、司法試験受験時代前半、それは1980年代のこと。厳密には、鎌倉に越す1988年(昭和63年)10月26日までの時代。
あのころ通った電車の路線を走り、ながめた風景をながめ、通った大学に子を連れて訪れ、希望がかなわなかった東大にも今回はなじむことができました。
仕事に就いてからは、東京といえば、霞が関、銀座、せいぜい渋谷か新宿。仕事に就いてからの行動範囲と学生時代の行動範囲とはずれていたものが、今回は、学生時代の行動範囲でのみ過ごしました。

東京の夏の空気とともに、私の80年代の空気がどこからとなく覆い尽くしてくるのでした。

そんな街、東京。私の20代を育ててくれた街はやはり東京であることが、今回、よくわかりました。
そんな遊学を許して支えてくれたのは、他ならぬ父と母。この人たちなくしては、今の自分はなかった、そう実感しました。どこでどのような奇跡が起こって、今に至ったのか。
自分はひとりでは生きていけない。また私がいなくては生きていけない存在、それは子供たち、もいる。

ありふれた感慨かもしれません。
ただ、もう、そう感じました。

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早稲田、わが母校。

東京農工大学を後にして北府中・西国分寺経由で中央線を東に進みました。
もう正午前という時間帯なのに、相変わらず、混んでいますね。

かつての住処のありました荻窪。
荻窪から阿佐ヶ谷・高円寺そして中野まで中古レコード・ベルト地帯。
荻窪駅前の月光社の建物を撮影しましたが、もう閉店してしまったのでしょうか?

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中野で乗り換えました。

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中野駅で乗り換えるなんて行為はこれまた何年ぶりのことでしょう。
営団地下鉄転じて東京メトロ東西線で早稲田駅に到着。

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自分の息子を引き連れてやってきた。
散々通った母校。
自然と足が速くなります。
自分が見たいような息子に見せたいような。

大隈講堂。

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大隈重信像と大隈講堂。

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画像を確認したら、あれ?この両脇の緑と中央の青空との構図にこの色合い。
これは、、、ア、ア、アビイ・ロード!
っとひとりで悦に入っておりました。

その前には、旧図書館。
司法試験受験を開始したころは朝から夜まで自習していた場所。
法学部の8号館はすでに建て替わりまったく様変わり。
大隈商店街も雰囲気がなんとなく変わっています。
いまどき雀荘はないのでしょうね。

成文堂経由でリーガホテルでランチ。

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その後、タクシーで本郷、いや、文京区西片、いや弥生へ。

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東京農工大学。

8月7日・木曜日。

ウェスティンでいつもの朝食をとり、JRで出発。

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新宿で中央線に乗り換えて西を目指しました。
車窓から見える中野・高円寺・阿佐ヶ谷そして荻窪の風景は懐かしすぎる。この路線を走るのは何年ぶりのことでしょう。

荻窪を過ぎると、かつての住民時代にはほとんど通らなかったところでも、駅舎が新しくなったのは、なんとなくわかります。
国分寺駅で下車。タクシーで東京農工大学へ。

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正門から本館に向かう並木道は風情があります。
本館の建物も風情があると思ったら文化財でした。

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夏休みという事情もあるのでしょうが、人口密度がずいぶんと低いようなキャンパス。
広い農地がのどかさを一層強めます。

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当の息子は、植木の葉を集めて葉脈の標本を作ると言います。生物特に植物に対する興味が強いようです。

キャンパスをひととおりめぐり、外はタクシーが簡単にはつかまらないようなので、武蔵野線の北府中を徒歩で目指しました。

しかし、暑い。

府中刑務所。

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北府中駅。

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西国分寺で乗り換えて一路東へ。

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東京大学オープンキャンパス。

8月6日・水曜日。
高校生の息子を連れて、東京大学に来ました。オープンキャンパスに参加するためです。

ところが、到着すると、「参加」というより「観に来た」が正確でした。なんだか準学園祭を観に来た、という感じ。
まずとにたく、人が多い。日本を代表する大学がオープンになっているので、都内・近隣の高校生であれば夏休みを利用して、見られる所は見ておこう、聴ける話を聴いておこう、とやってきたような印象。
もちろん、うちのように保護者同伴のカップル(あるいはトリオ)も、うちのように地方から来ているかもしれません。

観光スポットのような、赤門。

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安田講堂は工事中。

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少々遅めの昼食は学内のSUBWAYで。当然のような行列。

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農学部では弥生講堂で講義を聴講。震災・原発事故後の東北での調査の結果、私のような素人が想像し勝ちな重金属汚染とは様相が異なることが、なんとなく、わかる。参考になりました。

入学ガイダンス会場は屋内にもっとも多くの人が集まった場所で、学部別ガイダンスを聞きました。
やっていることは、普通、つまり、他の大学と何ら変わらないことを普通にしている、との印象。だけど集まってくる学生さんが勉強のできる人ということなのですね。

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それにしても、暑い!
「長雨」状態の香川からの温度差は羽田到着時ですでに7℃。さらに上昇して最高は35℃超え。東京の真夏の暑さを思い出させてくれました。

学内それに周辺を息子と歩きながら、親父のほうがテンションあがる。
ここへ昔、受験に来たな~。
果たせぬ夢か。この法学部の校舎に入ろうとしたんだ、と35年ぶりの眺めも見ました。

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(法律はもういいから)どの学部でも受けれる(受験できる)ものなら、親父(つまり私)自身が、受けてみたいな~。

そんな青春の希望と挫折。
けど僕は、一応、弁護士になるという結果を出して、またここに来た。
弁護士になったことを誇りに感じた日だった。
しかも自分より背の高くなった息子を連れてきた。
長い旅を一巡りしてきたような感慨に包まれたのでした。

タクシーで、これまたなつかしい「定宿」ウェスティンに移動。

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ガーデンプレイス内の叙々苑で夕食。
明日もあるのでスタミナつけなきゃ。

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息子と恵比寿の夜は更ける。

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