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レコード再生中、震度3。

6月18日・月曜日。
PM氏の75歳の誕生日。
最初の業務まで時間の余裕があったので自宅でレコード再生していました。音盤はクラシック。
LPのほぼ片面再生終了に近づいたころ、突然、

ゆらっ

と揺れたような気がしました。
地震かな?
自分の体の調子かな?
と迷いつつ、念のため今後の揺れがあるかもしれないので針を上げました。
が、何もなし。
壁がカタっと鳴るのでやはり地震か、と思い、ネットの地震情報を確認しましたら、なんと?!

大阪で震度6弱!

三豊市でも震度3!
テレビをつけるとどのチャンネルも大阪の地震報道ばかりでした。

ただ大阪の街は特段の被害もなさそうで、街全体の上空からの画像でも異常は見られません。
かえって大都市直下の震度6弱でもびくともしない都市、というのが驚きなのではないでしょうか?

と思っていたら、お亡くなりになられた方々がいるとのこと。お悔やみとお見舞い申し上げます。
さらには見た目、つまり高層ビル群、高速道路、鉄道、などはどうにか無事であったものの、ライフラインの復旧にはかなりの時間を要したとのこと。
表には見えないダメージが生じたのを、後に知りました。

関西から遠く離れたうちの場合、公称震度3の地域でレコード再生していても針飛びなし、音揺れなし、というのが心の慰めにはなります。

大地震なんてきませんように。。。

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ひとり父の日。

6月17日・日曜日。
朝から晴れ上がりました。

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思い立って午前6時すぎに出発して四国の山奥の温泉を目指しました。

目指すは、祖谷温泉ですが、目前の小便小僧も久しぶりなのでご挨拶。

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温泉のあるホテルに到着すれば山は変わらず。

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ケーブルで下る谷底は深し。

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ケーブルの乗り場には新しく鳥の餌箱がしつらえていました。

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ケーブルで降りていきましたら、朽ち果てそうであったはずの谷底の吊り橋が、木の板を新しく更新したのがわかりました。
これは、立ち入り禁止区域が、果たして立ち入り可能となったしるしであろうか、とときめきました。

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が、残念ながら、立ち入り禁止は変わらず。
護岸の安全性を確認する途中だと善解しました。

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入浴。
久しく来ていない気がします。少なくとも今年は、初。
山の空気と美しい風景、渓流の音。癒されました。
かけ流しの湯に小一時間も浸かっていますと湯上りには体内から熱が出るように温もります。じんわり額に汗も出てきます。体には硫黄の匂いが染みついたよう。

ケーブルで上るとさきほど眺めた風景は同じでも谷底まで日の光が差し込んでいました。

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見上げると、飛行機雲。
まさに飛行機が雲を紡ぎ出しています。ぐんぐんと。
祖谷の山の緑と、空の青と、そして雲と。
(ただカメラ機材内の曇りが残念)

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ホテルから移動して、これまた定番の、ひの字渓谷。
緑が美しい。

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そうして南周りで祖谷の里を後にしました。

次の予定は山から下りて高松へ。
午後、香川大学医学部管弦楽団定期演奏会を聴かせていただくためです。

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お邪魔するのは2年ぶりでしょうか?
今回のメインは運命。
運命をこれまで生で聴いた経験を思い出したら、
ブリュッヘンと18世紀オーケストラの来日公演。
宇野功芳さんの東京芸術劇場でのかぶりつき鑑賞。
それに香川大学医学部管弦楽団が、加わりました。

開場前から長蛇の列に圧倒されました。
有名曲のせいなのか、それとも楽団のこれまでの地道な活動が実を結んだのか。
入場しましたら満席。立ち見客も出ました。
指揮者の導き方が巧みなのでしょうか、学生さんたちのアマチュア楽団から熱のある素晴らしいサウンドを引き出していました。
運命の第2楽章の後半くらいから突如気を失い、気が付いたら第3楽章の半ば。温泉あがりの昼下がりの心地よさ
です。午睡から目が覚めたら生のオケの音に包まれるという極楽サウンドに浸る至福の体験をさせていただきました。

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一日遊んで帰宅して自室にいましたら子どものひとりが、
お父さん、父の日おめでとう。
といいプレゼントを渡してくれました。
ああ、そうか、今日は世間では父の日か。
と気が付きました。心優しい子供からの贈り物に感激でした。

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30℃の半ドン。

6月9日・土曜日。
ロックの日、です。確か渋谷陽一さんのお誕生日だったはずですが。しかも1950年のお生まれだったはず。間違えていましたら後日訂正します。

うちは半ドンです。朝から高松に出勤です。高速経由。
朝から高松目指すのは月曜日以来です。なんか最近、高松よりも西のほうにシフトしています。

高松で半ドン勤務しますと電話もほとんど鳴らず事務員さんともども静かに作業できます。
もちろん御来客はあります。

正午過ぎで全員退勤しまして、私は観音寺の所用を目指して西進。
観音寺市内に入りましたら車外気温計は30.0℃。
ラジオでは東京が30℃超えの真夏日になったとつぶやいています。
すぐさま東京にいる子に、

東京暑いやろ!

と送信したら、

めっちゃ暑い

と回答。
東京の夏は地獄の暑さですから。

あ、
キッス聴きたくなった。
単純ですね。

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アビィ・ロード-ドイツ盤ファーストプレス。

オーディオルームことキャヴァーン(あれ?逆か?)の整理にとりかかった初日に作業のBGMに、床上在庫の盤で再生したのは、このレコード。

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ザ・ビートルズのアビィ・ロードの、ドイツ盤です。

再生したのは、まず、B1つまりサイド2の最初の曲です。
鳥肌立てずに聴かれません。このグルーブ感。冒頭の生ギター音から涙腺ものでした。
一曲聴いて、裏返してサイド1へ。A1そしてA2の再生です。
ここにきてGeorgeが第三のビートルとして台頭していたことがあからさまとなります。それにしても、A1の妖しさ、そしてA2の狂おしさ。
ドイツ・プレスに涙腺をここまで刺激されたことはありませんでした。

そしてこの記事を書こうとして、上述のとおり計三曲を再生しまして、改めて私の感触は間違いないと確認しましたら、・・・
つい、サイド2を、また、再生し始めました。あのメドレー。

・・・

この(生)ギター、ドラムス、コーラス、余りにも生々しい。
黄金の眠り、と題された曲。
ポールのヴォーカルからして、神々しい。
その重荷を負え
終わり

そして、
女王陛下

この音色とダイナミクスはUK盤と、どうよ?

マトは、
A-1-A
B-1
でした。

ちなみに、・・・
購入しました2010年3月当時、この価格はGBP18.00、US$27.03。
ざっぱくに2700円+α?
とても今ではそんな円価格では手に入らない、と、言いたいです。

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瀬戸際の馬鹿力。

6月3日・日曜日。
前日の土曜日は、寝ても覚めても、最後の日。
と意気込んでいたにもかかわらず、高松での業務と往復のせいか、それとも平日の疲れか、どっと眠くなり気絶状態に陥りました。
目が覚めたのは夜明け前。
午後の御来訪にまだ時間がある。とばかりに作業しましたが、実は日曜日の午前中に県内の現地調査と撮影の業務が予定されていました。
その出発までになんとか形になりました。これを瀬戸際の馬鹿力というべきか。

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スピーカーの音の出る前面から室内には基本的に音波の妨げになる物、レコードなど、を置かないようにしよう、との目論見はなんとか実現しました。

高速をしっかり東進しましたら、かつては片側一車線でありましたところが四車線化が完成しています。トンネルもこれまでの1本が2本となっています。目的地まで対面通行の場所はなくなって余計な神経使わずに走行できました。
業務を終えて帰宅して、さらに微調整。(何を?)

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デジタルディスク(CD、DVDなど)の床上在庫は段ボール箱に収まった以外のものはスピーカーの前面からずらして小洞穴前に集積してみました。後日また整理は必要です。

すると、まずはアナ友がお越しになり、その後お師匠さんがお越しになりました。
おっさん三人がレコードをかけまくること幾時間。
初夏の日曜日、穴倉に籠って楽しく、かつ、快適な、ひとときを送ることができました。

よかった、よかった。

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6月。

6月1日・金曜日。
月が替わったらいきなり週末です。
早く目覚めてオーディオルームの整理をしていました。日曜日まであとわずかなのに、この状況。

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部屋の一番奥の行き止まりの場所に大きな段ボール箱が三つ。いずれも未開梱。
これはビートルズ物に違いない。LPのステレオボックスだったかモノ・ボックスだったか。それが三つという奇数なのはなぜ?どちらかのタイプをダブルで入手したのでしょうか?忘却の彼方に。
開けずに小洞穴に入れました。
同じような大きさの箱は、他の場所にありまして、そちらはモービル・フィデリティー版のLPボックスセットであることは記憶にあります。こちらも未開梱。

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作業をしていたら、いつの間にか日が昇っていました。

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朝一に自宅階下(旧三豊オフィス)に御来客。
午前に観音寺の裁判所で期日が二つ。
期日と期日の間に少々時間が空いたので天気もいいから眼前の財田川をぼんやり眺めていました。
以前、私より年上・年配の先生が、堤防のそばでゆったりと過ごされていたのを思い出しました。
あれ、自分同じことしてるわぁ、とも。

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午後も観音寺の裁判所で半日業務でした。

この週は朝、高松に出勤することなく終わってしまいました。

初夏の日は長い。
帰宅したら作業再開。

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しかし、・・・朝と見た目がどう変わったというのでしょうか。

ただ、部屋にはいるたびに、
ここはまだ健全な中古レコード店の匂いがするなぁ。
つまりカビ臭など不愉快な要素は感じないということで。

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ゴミ屋敷解消を目指せ。

5月27日・日曜日。
1週間先にオートグラフの主のお師匠さんが拙宅にお越しになることになりました。

これは大変だ。

あんなに綺麗なオーディオルームを見せられたからには、うちの現況は恥ずかしくて穴があったら入りたいほど。いやもうすでに穴倉(あなぐら)か。
ともかくこれは片付けるしかない!

日曜日の朝、目覚めて、珍しく、業務もプライベートも出かける予定はまったくなし。
現況を記録して整理にまずは取り掛かりました。

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衝動買いをしてしまったアイワのレコード・プレイヤー。再生音をUSBで取り込めるのと、ブルートゥースで飛ばせるというので、元会議室・今レコード倉庫に備えて手元で再生音を確認するのにいいかな、と思っていたのを、到着後、箱のまま放置。そのまま数か月経過していたのをようやく開梱しました。

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以前これまた通販で取り寄せていたブルートゥース対応プレイヤーをどけてその後釜に据えました。
オーディオ・テクニカの針がついています。
ところが、ブルートゥースを試みてもつながらず。
それどころかターンテーブルを回転させると、
シャラコ~
シャラコ~
と何かがこすれる音がします。

こんなん使い物にならん!
また、安物買いの銭失い、をしてしまった。

その後もキャヴァーン内から物を室外に出すことに専念。
まずはカメラの箱。男って購入した商品の箱を捨てられない、とか言われるそうですけど、歴代のカメラとレンズの箱が出てきました。

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お店が開店する時刻になりましたら、ドラッグストアに行き、エタノール、アルコール、そして切らしている手指洗浄剤など主婦的買い出しに外へ。
室内にありましたカメラケース、レコードケース、それらに嫌な兆候、カビ、が。キッチンペーパーにエタノールを含ませて拭いて拭いてまた拭いて。
そんな作業の間、気の向くレコードを再生させて。

平穏で平和な日曜日が過ぎていきました。

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襲い掛かるオーケストラ-シューマン4番。

これもまたお師匠さん方に持参した私の盤です。
接点クリーナーの入手が実現した日に、同店の盤在庫確認の機会に、ぽっ、と見つけたウェスト・ジャーマニー盤です。なんちゃっての、カットアウト盤です。価格は中古輸入盤としてレギュラー価格。(わかるかな~?)

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シューマンが残した四曲の交響曲はどれも名曲でして、四曲の交響曲を遺したブラームスと双璧をなしている、と思うのです。そのうちシューマンの4番につきましては、私個人の中では、フルトヴェングラーで解決して終了なのです。
が、それでも後年の名演に触れることは厭いません。サヴァリッシュのEMI全集もよし、全集でいえば、バーンスタインもシノーポリもよし、です。
そんなところに、あれ、こんな盤があったのか、と浅学な私の眼前に現れました。

購入後、帰宅して再生。
ただ、これまでの立て続けの子供たちの受験生活に馴染んでしまった私は、自宅での再生の音量は控えめに、というのが習い性になっていました。そんなところで再生してみて、確かにステレオ時代のいい音だ、との感慨を得ることはできました。そして盤はそのまま放置。

すると、お師匠さんの御自宅訪問の機会に、出来心で持参することにしたのでした。

タンノイ・オートグラフでの再生。
ひたすら、ベームは生真面目、几帳面、性格までわかりそうなほどの整った演奏。
ウィーン・フィルの演奏は、よく、オルガントーン、と表現されます。つまり多数の楽団員の音がまるでひとつのオルガンの楽器であるかのように響く、という誉め言葉です。お師匠さんのオートグラフでは、そう、比ゆ的に言いますと、水族館での魚の群れが、まるでひと塊の生き物のように泳ぐ様を連想する、まさにオルガントーンの、整った演奏でした。それを率いるベームは、ほんと~に、生真面目だね~、とわかるほどに。
LPの片面に収録された同曲はそれで終了。

そして私は帰宅。
うちのシステムではどう聴こえるのだろうか?
これが素朴な疑問でした。
すでに夜と呼んでいい外は暗い時間帯ですし、そろそろ子どもたちのテスト週間が近づいているようですが、昼間の音楽騒ぎの勢いで、お師匠さんと同レベルの音量で再生してみました。
すると、

オーケストラに襲い掛かられました。
それは、平和に泳いでいた魚の群れが、よく見ると実は個々の魚はピラニアだった、というような。

敢えて言葉にすれば、オートグラフは、響きと残響重視。
それに対し、わがウェストミンスターロイヤルは、ダイレクト。
いや~、個々の楽器のきしみまで聴こえそうな、そしてその楽器の集団がこちらに襲い掛かってきます。
オートグラフでは世界一の優等生の姿を示し、ウェストミンスターロイヤルになると一転して、音と音楽の魔性をむき出しにしたのです。

一日のうちに、オートグラフとウェストミンスターロイヤルとの比較の対象となったこの盤。
アナログ・ステレオ時代の、私にとって同曲のスタンダードと位置付けていい、と思いました。
素晴らしい。

そして私のことですから、すぐさま、もうひとつ入手。
新入りはジャケット美麗。盤も美麗。マトはカットアウト兄貴と同一、ただスタンパー番号が違う、そんな関係です。

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裏ジャケも同一なのだから載せても意味があるのか、と言われそう。

グラモフォンて、やっぱ、
いい仕事、してるなぁ~。

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演奏は、悲愴、というわけではありません。どちらかというと楽しい。

お師匠さんのお宅に持参した盤のひとつがこれです。

ついその前日にたまたま高松市内の盤処「根っこ」さんで入手したばかりの品。
エサ箱を探索していましたら、ビニールコーティングにすっきりしたジャケットの日本盤が出てきました。おっ、と手が止まりました。値札には、「赤盤」と書かれています。しかし東芝の規格とは違う印象を持ちまして、東芝ならずとも赤いヴァイナルでプレスすることは珍しくありませんから、これも少々マイナーなレーベルの品かな?と感じて、裏返してみましたら、芥川也寸志さん指揮にまず目が行きました。その御父君の芥川龍之介をよく読んだ私にとって親しみを感じました。
チャイコフスキーの悲愴かぁ~。楽団の活動初期ころに演奏したがる曲目との評価が間違いなければ、やはり自主製作盤か?と裏ジャケットの右下には「録音・レコード制作 東芝音楽工業株式会社」とあるではないですか!
こよなく愛する東芝赤盤ではありませんか。しかも制作委託品という、レア感横溢であります。
しかも、価格は、せんえん。これ探している人いたらこんな価格では買えないよね、という下司勘繰りの思考が首をもたげるのを押さえることはできませんでした。

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購入後、帰宅して早速再生。

なんと鮮烈な音。
鮮烈と表現しましたのはあくまでも、音、のことであります。音楽を指してはいません。
音は確かに指揮台でいるかのような音が聞こえてきます。
では、音楽は、と言いますと、結論的には、手に汗握る、とでも表現しましょうか。それは、音楽にドライブ感が豊富で興奮する、というよりは、どちらかと言いますと、そのパート、しっかりね~、と励ましたくなり、そして無事乗り切れれば、よかった~、安堵するような感じといえばいいでしょうか。このような体験は完成された商品としてのレコードとしてはなかなかないので、珍盤、と呼んでも許されるでしょうか。

裏ジャケの解説を見ますと、「わが国における代表的なアマチュア・オーケストラです。」とハッキリ書いてありました。無知ですいません。
その新交響楽団のレコード販売部門が、新響レコードなんだ~。その部門の栄えある第一号のレコードですね。レコード番号がSR-1ですから。お師匠さんのお宅では、「見栄張って1001とかにすればいいのに。」などと勝手なことも言いましたけど、果たして何番まで商品が世に出たのでしょうか?

この楽団をネットで見てみましたら、なんと現在も活動中。しかも、今年(2018年)4月22日には池袋の東京芸術劇場でコンサートを開いていました。

手元のレコードをつくづく観察しますと、ジャケットの背中部分の内側には、東芝盤にある時期存在した、竹ひご、がついています。
白いインナーの形状はまさに東芝の60年代を中心とする折り曲げ口のもの。
見れば見るほど東芝製。

あれ、その紙インナーに書き込みがありました。

高松市民会館 労音
S40.4.28(水)

これは昭和40年(1965年)4月28日(水)に高松市民会館でこの楽団がコンサートを行い、その会場で頒布されたのか、それともロビーで販売されたのか、と推測しました。
録音されたのが同年2月14日と裏ジャケにありますから、わずか2カ月半程度で商品化というインスタントカーマ的早業です。

そのとき入手された方、あるいは仮にその方が亡くなられていたらそのご遺族が、今回手放されたのだろうな、とまた推測。

一枚のレコードであれこれ思いをめぐらすことのできる楽しいひとときでした。

しかも、お師匠さんのお宅では、ムラヴィンスキー・グラモフォン盤と、マルティノン・デツカ盤との比較という、ちょっと気の毒な格差比較までしてしまいまして。

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タンノイ・オートグラフ、民家初体験。

5月13日・日曜日。
いつもでかけるレコード・コンサートでお知り合いにさせてもらいましたオーディオ&レコードの先輩の方の御自宅を訪問する企画ができました。日曜日に企画実行。
朝からアナ友と連れ立ちまして日本国内某所の御自宅に到着。
こちらのオーディオ・マニアの方の目玉は、
スピーカーは、タンノイ・オートグラフ。
LEAKのアンプ。
ターンテーブルは、パイオニアとテクニクスをそれぞれ自前で発注・作成した木工職人さんの技。
SMEのロングアームに、オルトフォンが装着されています。

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タンノイ・オートグラフは御覧の通りまるでタンスなどの家具であるかのような威容を誇るスピーカーです。私は、これまでオーディオ屋さんか、名曲喫茶あたりで目にすることはありましたが、個人の民家に鎮座したものは初体験です。
そして何より30年間鳴らしこんで調整した音は素晴らしいものでした。
音が明瞭にピンポイントに集約するというのではなく、壁一面から面のように、どちらかといいますと、ふんわりとして、響きます。それでも個々の楽器、ヴァイオリンやピアノはバックのオーケストラのなめらかで柔らかい響きの中に屹立しています。
お聴きになる音楽はもっぱらクラシック。さらには交響曲・管弦楽・協奏曲がストライクゾーンですから、御趣味にはジャスト・フィットのスピーカーと拝察しました。

さらに特筆すべきはオーディオルームの造り。
防音を徹底しています。入口ドアはこんな厚い木の扉、民家で見たことない、というドアに、ピアノ練習室にあるようなドアノブがついてしっかり隙間をふさいでロックします。窓は二重窓。機材を置く場所はコンクリートの突き上げで表面は白い大理石。
うちの豚珍館のエレベーターホーンとは真逆です。

しかも室内は無駄なものが一切なし。すべて、いい音を聴く、という目標に収斂されているような片付き方。
レコードは棚いっぱいにあるのがご自身で選ばれて生き残った盤。それは、国外・国内にまったくこだわらず、自分の耳で、こちらが音がいい、と判断したものを残し後は整理されています。
それにひきかえ、うちのキャヴァーンは、「足の踏み場のない状態」と「通路ができて通行に支障のない状態」との間をいったりきたり。あまりに低レベルで泣くにも泣けないほどです。

オーディオ雑誌の取材を受けてもまったく問題ないなあ、と感心しきりですし、機材の立派さはもちろんのこと、当のお師匠さんの御趣味の走り方にも感銘しきりの御自宅訪問でありました。

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