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小坂明子=あなた。

レコード・コンサートの、もう一つの楽しみにしていますのは、
「変なレコード・コーナー」
なんでも、コーナー、にするな、と言われます。

今回は、これ、でした。

ABC

DE

小坂明子さんの「あなた」です。

レコード・コンサートりオーディオ・セットの再生音は、期待を裏切らない高域(もちろんCDを超えたところ)がハッキリ・クッキリ出たナチュラルな女声でした。感服です。

そして帰宅して自宅のセットで再再生してみました。
うちのスピーカーはデカイので、低域は押しつけがましくない程度に自然と出てくるのでしょうけど、それが音楽全体ににリアルさとスケール感をあたえているようです。比較したい高域は、もう少し欲しいかも、と感じますが、これはオーバーホールどころか日頃のメンテナンスもしていないので、ひょっとして接点がけっこう汚れている可能性が高いとみました。レコ友ご推奨の接点クリーナーがいつも頭にあります。
そんなうちのセットで聴き進みますと、あら、どうしたんだろう、ボク、涙が出ている。そうなんです、涙なくして聴けなくなりました。自分を包み込んできたのは、サウンドか、それとも過去の記憶か・・・。

この曲が発表されて一世を風靡していたのが1973年(昭和48年)のこと。
自分は中学校に入り坊主頭になって(当時の男子中学生は坊主。)、自分は勉強する、と決意し、自宅(現在の自宅の場所にあった古い木造家屋)の2階の自室で毎晩およそ午前零時まで勉強していました。そんなとき勉強の友が、ラジオ。
そして欠かさず聴いていたのは、「ABCヤングリクエスト」略して「ヤンリク」。大阪の毎日放送だったと思いますが、AM電波は瀬戸内海をわたって私の自宅まで届いていました。大阪市内で聴くのとは条件がまったく違いますから雑音もけっこうありましたが、それでも十分聴けました。
当時、印象の残ったのは、
マイ・ラブ
マインド・ゲームス
グッパイ・イエロー・ブリック・ロード、
それに、カーペンターズ
すると復活を遂げたポールが、ジェット、そしてバンド・オン・ザ・ランへ。
数年前に発表されてすでに神のような曲になっていた、イマジンも。
そんな最新の音楽を聴けるのは、ラジオ、でした。文字情報は雑誌「ミュージック・ライフ」から。
そのようにして、ドアーズ、ジミヘン、ディラン等々の60年代から70年代に浸っていました。
では、邦楽は、と言いますと、この曲つまり「あなた」を思い出したのでした。よくかかったました。冬の寒い夜にストーブとその上に乗せたサイフォンで淹れたコーヒーで温まり、ラジオ聴きながら勉強。戸外は、いまのように深夜にも走る車などなく、ひっそりとした静謐がありました。
森進一の襟裳岬、加藤登紀子の知床旅情、と寒い地方の曲が哀愁をつのらせていました。
岡林信康、よしだたくろう、そして、四畳半フォークにカレッジ・ポップス。。。

いかん、オヤジの白昼夢になっていました。

肝心のレコード、値札は税込み210円。消費税が5パーセントと思われますから、平成9年(1997年)4月から平成26年(2014年)3月までに購入したものでしょう。(幅が広くて年代特定になるのか?)おそらく高松のお店で買ったのでは。

F

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ジャンクか、レアか?レッド・ツェッペリン登場。

丸亀・坂出・宇多津、まとめれぱ中讃(香川県中部)で過ごした日のこと。
お昼休みの時間帯は坂出から丸亀に戻るべく浜街道を走っておりましたら、
久しぶりに寄ってみるか。
と、勤労者のお昼休みのひとときよろしく寄り道したのはこちら。

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外装工事中のため一見休業かと思いましたが営業していました。
アナログのコーナーを探し出しましたらジャケットをディスプレイしている商品のなかにこれが。

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ぱっと見、けっこう雑駁に保管されていたもようの変色に気づきます。
価格は、税抜きで、せんごひゃくえん、なり。
とりはずして裏を見ましたら、あら?

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メンバーの画像と名前が(ジミー・ペイジ以外)ことごとく間違えている、エラー表示のブツではありませんか。
このグループは一応聴きますが、マニアに比べれば、なでているような程度のものでして、それでもこのジャケットの存在は認識していました。見開きジャケットなんだ~。
早速、買い、に仕分けしました。
そうだ、モス・バーガーで軽く食べながら内容を確認しようか、
と、べったり中讃生活者になりました。
「レッド・ツェッペリン登場」SMT1067
帯は、なし。インナーは、もともと半円ビニールなのか、それとも紙であったのかも知らず。

念のため音は、帰宅後まず再生した印象は、
ぬっる~い音。
でしたけど、部屋も針もあたためて改めて聴きますと、まあ、こんなもんでしょうか。ただ和盤によくある、まるでエコーでも付加したかのような、衣感(ころもかん)もあります。エッジの効きがそれほどでもない、と言えばいいのか。
ま、ネタにできそうなものが手に入りました。

それにしても、定価1800円も微妙なお値段です。

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N響聴いて20分で帰宅。

1月21日・日曜日。
観音寺市が新たに建設しました音楽ホールの新築記念演奏会のために、なんとNHK交響楽団略してN響が、観音寺にやってきました。50年に一度あるかないか、くらいの衝撃でした。

日曜の昼下がり会場に到着。心配した駐車場は楽勝でとめられました。

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三々五々、チケットを手にしたお客さんたちが詰めかけてきました。
チケットは完売御礼。当日券は、ありません。

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開場となりましてホール内へ。初めてです。
中は、素晴らしい!まるでここだけ東京の空気です。
詳しいことはわかりませんが、大昔は、公会堂・体育館・講堂、などという場所でオーケストラの演奏がなされていたものが、1986年(昭和61年)のサントリー・ホールのころから音楽専門ホールの建設が相次いで、その種の建築のノウハウが国内に蓄積されての、観音寺での建設ですから、後だしじゃんけんのように、いい雰囲気に仕上がっていました。

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演目は、リヒャルト・シュトラウス、モーツァルト、ラベルです。

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この日の私にとっての白眉は、モーツァルト。ピアノ協奏曲20番で、ピアノは小山実稚恵さん。演奏が始まり、オケもピアノも徐々に熱を帯びてくるのが手に取るようにわかり、聴かせていただくこちらも熱が上がります。熟達の熱演です。特にカデンツァがスリリングで素晴らしく感じました。いい演奏を聴かせていただきました。
ピアノのアンコールはショパンのマズルカ。

他の管弦楽曲も機動力のある熱演でした。チェロ軍団のアンサンブルのそろった迫力に、全強奏では地響きのような音。

終演後に、小山さんのサイン会に並びました。

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新築の香りが残る建物を後にしましたら、夜のとばりが下りた観音寺の町に、都会のようなガラスと灯りの空間が浮かんでいまして、その中でサインし続ける小山さんと長打の列が見えました。

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サインをいただいたのはバッハのゴルドベルクのSACD。

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帰宅の途に就きますと、いつもの観音寺からの帰宅の道を、いつものように辿りましたら、いつものように20分ほどで自宅に着きました。階上にあがって家族の顔をみてすでに始まっていた夕食を一緒にとると、N響聴いてから20分で帰宅できる幸せを感じました。こんな経験これまでないことです。

次回、観音寺に来てもらえるのは何年先なんでしょうか?50年先でしょうか?

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Grow Old With Me。

今年の大学入試センター試験の初日の土曜日でしたでしょうか。
突然、この曲が脳内で鳴りました。

Grow Old With Me

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歌う本人(ジョン)が伴侶(ヨーコ)に向かい、一緒に歳をとろう、と語りかける曲です。言うなれば「お前百までわしゃ九十九まで」です。
けどこれは伴侶に限らず家族に向けてのメッセージでもあります。
自分の子どもに向かい、お父さんやお母さんが歩いてきた道を周回遅れで歩いているけど一緒に歳をとろう、いつもでも子供じゃないから、と語りかけるように。

センター試験に触発されて思い出したのは、自分の大学受験。
共通一次試験導入初回の昭和54年(1979年)が初めての大学受験でした。そして浪人して臨んだ昭和55年(1980年)の共通一次二回目。実はローカルニュースで、鉛筆(マークシート必須)と消しゴムなどを並べて試験に臨む、の絵柄で、私、当時、香川大学の試験会場で(おそらく)NHKに撮影されまして、試験のあと、「テレビで観たぞ。」と言われました。NHK高松に当時の画像が残されていたらそこには19歳の私が記録されているはずです。

それはさておきまして、今回棚から取り出しましたLPは、そんな大学受験を経て入学した早稲田大学の生協で購入した盤です。ダブル・ファンタジー・セッションで収録した音源から同アルバムに収録されなかった曲、その他を死後寄せ集めたアルバムの中で、ジョンの自宅ダコタアパート内で思いついて(おそらく)カセットに録音していた音源のLP化曲でした。ミルク・アンド・ハニーでは最も感動的な曲です。

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棚から、ひ・さ・し・ぶ・り、に取り出しましたら、大学生協でラッピングされていた薄いビニール袋がそのまつけられていました。
この盤、おそらく、針を乗せたのは、せいぜい1回、いや多くて5回も行っていないはず。内容を確認、再確認したらそれで済み、の位置づけのアルバムでしたから。しかもCDが期間をさほど置かず登場しましたし。

そして肝心の音ですね。
なんか、涙、です。
この涙はなんだろう?回顧、それとも、人生の輪廻?子は親となって親の気持ちがわかるというような。
家庭用カセット音質がかえって迫ります。
このようなほぼ新品状態でこれまで大切に保存してきたことに感謝、です。

それでも書かせてもらうならば、
ガール
ディア・プルーデンス
ジュリア
アクロス・ザ・ユニバース
イマジン
と、宙空に浮かぶような、たゆとう調べ、を奏でるとの独特のジョンの音楽が確認できます。

さらには、このジョンの味と、それにポール・マッカートニーの20世紀ポップの味がミックスされた絶妙の味がビートルズの妙味であったことが、改めてわかりました。

1980年かぁ。

永遠の新品シリーズ。

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石川静さんのモーツァルト。

美しいヴァイオリン協奏曲の夢で目覚めた日。
この盤をかけてみました。

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実は、このレコード、昨年は残暑厳しき折に訪ねたレコード店兼オーディオ店で、ビビッ、ときて購入しました。
ホクホクして帰宅、さて獲物の吟味にとりかかりましたところが、このジャケットから出てきましたのは、
ピンカス・ズーカーマンによりますモーツアルトのヴァイオリン協奏曲、が収録されたソニー盤でありました。。。
なんと、中身違い。
これはまたこのお店を再訪して正しき盤と交換してもらわなければ、と思うのは当然。ところが実行となりますと、忙しさにかまけて、つい、つい、つい、つい、、、
と思う間に年が明けてしまったではありませんか。

結論的には、今年に入ってようやく再訪がかないました。
お店の二階にらせん階段で上がらせてもらいましたら、アナ友と、
この間は暑くてたまらなかったけど、今度は寒くてたまらんね。
というほどの赤道と極地ほどの違いを体感しました。

それでも輸入盤の棚の、M、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲の棚を、さらさらさら、と拝見しましたら、
あいや~、
ピンカス・ズーカーマンのそれが出できました。
ただちに盤を拝見しましたところが、
出てきました。
スプラフォン盤。
これです。
一発で命中しました。

階下の社長さんに盤を示しましたら、すんなりと盤交換することができました。
めでたし、なり。

そんな障害乗り越えましてジャケットと盤が我が家でそろったのでありまして、いよいよ再生。
ジャケットは、連合赤軍のあのころの思いつめた女子大生、とコメントしても何ら違和感ないような絵柄ですが、演奏は、日本人の心の琴線に触れること間違いない、礼儀正しき、正統派の、演奏が展開されます。
3番と5番の有名定番で来ましたけれど、特に緩徐楽章は聴く日本人の耳と心に互いにわかりあえるような上官の通うような体験ができます。(妄想ですが。)

1954年生まれの石川静さん、1980年4月26日と27日、プラハの「芸術家の家」のスプラフォン・スタジオでの録音でありました。

ただ、これがCD化されていますと、音が変わってしまうのてすよね~。特にヴァイオリンは。

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アナ友宅訪問。

1月3日・水曜日。
とうとう天下御免の公休日も最後の日を迎えました。早かったなお正月休み。もう、いくつ寝るとお正月?
完全フリーの日の午前、自宅からさほど遠くない距離にありますアナ友宅に、新しいオーディオ機材が入ったから、と誘われてお邪魔しました。
高い塀に囲まれた敷地内はどことなくアメリカあたりの郊外の民家の空気を感じました。
さてオーディオ・ルームにお邪魔しますと、まず目につきますのが、デノンの業務用ターンテーブル。それも二台!
やはり、オーディオ好きの人ってどこか変わっています。(自分も含めて。)

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スピーカーもおそらくNHKあたりの放送局で使用されていたと思われるモニカー用の「三菱」製スピーカー。(ダイヤトーンではない。)

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アンプはラクスマンです。

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LPもシングルもCDも、媒体のいかんを問うことなく、また、クラシック、ロック、ポピュラー、インストゥルメンタル、気が向くままにジャンルの垣根ぞどこにある、の勢いで聴きまくりました。

時間も飲食も忘れること5時間近く、ほぼ休憩なしの一気でした。

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人生は短し。モノラル・ワールド、ステレオ・パラダイス。

夕食後、リビングで子供たちの見るテレビをそばで見ていたら、CMの音楽が、
あれ?ゾンビーズ!
しかも、金太郎飴のような、二人のシーズン、にあらず。なんと、

This Will Be Our Years

あの不朽の名盤Odessey And Oracle 収録曲です。CMの選曲に、技、を感じました。
階下に下り、お正月ですから、モノとステレオ、両盤、再生しました。

まずはモノラル。

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結論から申しますと、加工前のオリジナル・テープをそのまま独り占めで聴かせていただきました。
ヴォーカルも楽器も、まるで聴く私の鼻の前まで迫ってくる力があります。たとえは悪いでしょうが、音の良いブートレッグが作品に仕上げる前の収録した生のまま、それこそ加工前の音で、収録したての生々しい音を展開します。
オリジナル・マスター・テープはすでに磁気が飛んでいて劣化するのが物理的な因果。そんなオリジナル・テープがフレッシュであったときの音を塩化ビニールにプレスして保存してくれた、まさにその音を聴かせていただく、そんな気になったのです。今夜は。

マトは、A1とB1。カートリッジはデノンDL-102でした。

時々、自宅のセットは、オーディオ屋さんの視聴室さながらの(無礼を承知で言うならこんなセット組んでおいてあるお店は見たことない。)音を自宅で再現する、(実は)ものすごい状態なのだ、と感じるのですが。(それが聴きたいときにいつでも聴けますから、「日常」になっているのですけど。)
さらに時折、とても状態のいい盤を再生しましたら、人類の先人が残した音楽文化遺産を、それもなんと自宅で、独り占めしてしまっている、申し訳ない気分になることもあるのです。今夜のモノラルがまさにそれでした。
ゾンビーズの生存するメンバーに来ていただいて音をチェックしてほしいくらいなのです。(大きくでました。)

モノラルが終わりました。
間髪入れずにステレオを聴けるのもうちの特権です。

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結論から言いますと、左右に展開するカラフルな世界を鑑賞する、の図でした。綺麗なお花がふんだんの花壇を鑑賞するかのような。
けど、「普通の」オーディオセットからすれば、十二分に、生々しいのでしょうけど。
家族に遠慮してヴォリュームを絞り気味にしたからでしょうか?

マトはA2、B2。カートリッジは、オルトフォン・マイスターでした。

いずれにしましても人生は短い。無限であるはずなく間違いなく有限。生きているうちにいいもの聴きましょう。変なものを聴いている時間はないですから。

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初荷が着きました。やはりお正月はこれ。

平和な元旦です。
睡魔に身を委ねて午睡をむさぼっておりましたら玄関のインタホンの音でこの世に戻りました。宅配業者さんの手で初荷が届きました。

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元旦からレコード。象徴的です。

聴くことにしました。聴くのはこれです。

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再生したのはサイド2の最初の1曲目のみ。神のみぞ知る、です。

2005年(平成17年)10月8日、沖縄本島への家族旅行の初日に子どもがプールでケガをして大変な目に遭いましたが、そのとき滞在予定ホテルから荷物を引き上げて改めて部屋をとったホテルに向かうとき深夜の海中道路を走行した際にカーオーディオからこの曲が流れて頭が吹っ飛ぶような感覚になった様子はまだ覚えています。
幼稚園児だったその子供も今や高校生になっているかと思うと隔世の感です。時の経つのは早いものです。

自宅オーディオは大晦日に聴いていたまま電源オフにするのを忘れていまして年越ししていました。真空管は温まりきっていますから、いい音、です。
カールのヴォーカルの独特のゆらぎ感はどうやって編み出したのでしょうか?
お正月から余りにも美しい音楽に触れて荘厳な気持ちになれたことに感謝です。

黒いボード紙のホルダーでガードしています。
床に置きっぱなしにしていましたから棚にキチンと納めませんと。

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シュリンク付き、RIAAナンバーは9、マトは両面ともA17、スピンドルマーク皆無の美品、です。

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今年は、この年。サージェント・ペパー。

今年の盤ネタも終結。

永遠の新品シリーズ。

今年は、この年、でした。

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左側の2枚は1978年ころ発売されたピクチャー盤。
センターを務めるのはUS盤です。発売時期にたまたまアメリカにいた父親に頼んで買ってもらった新品の未開封です。
後ろには神戸税関のスタンプが押されていまして、日付は昭和53年(1978年)(判読不明ですが10にも読めます。)月25日、であることがわかります。すると来年には直輸入40周年になります。

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今年、アルバム発表50周年記念でのピクチャー盤が右側の物です。盤上の画像は1978年盤からは引いています。ただ、帯は前回の版を踏襲。

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では再来年は、これで盛り上がるのでしょうか?

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リトル・リチャード開眼!

開眼シリーズ。(いつからシリーズになった?)

今年の私の音楽関係の三大出来事のひとつは、カーペンターズ。そして次は、

リトル・リチャード

でした。

リトル・リチャードはビートルズのメンバーにとってエルビスと並ぶアイドルであったとの知識だけはありますけど、腰を入れて聴く機会がありませんでした。
ある日仕事帰りの車内でのこと。ラジオのパーソナリティーが、
「リトル・リチャードの『ジェニ、ジェニ』」
と紹介して音楽が始まりましたら、アナログ録音のスペックを突き破ったこのヴォーカルは何?の衝撃が落ち着いたら次は、これはまさにビートルズじゃないか?の衝撃が。電気ショックにあたったようでした。

コペルニクス的転回のどんでん返しとはこのこと。

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ビートルズが60年代以降のポップミュージックの中心・太陽のようであったはずが、実は、リトル・リチャードを太陽とする惑星であったことを知ってしまったのです。天動説が地動説に変わったほどの衝撃です。
ビートルズってリトル・リチャードの、まね、だったんだ。人聞きが悪ければ、リトル・リチャードのスタイルを追求するところから始めたんだ、と言い換えます。
ビートの効いた演奏にシャウト、そして裏声。
リトル・リチャードのほうに「オリジナル」を強く感じるのは、やはりその人の才能と本性からほとばしり出たものだからでしょう。
同性愛者であることはすでに常識のように有名ですけど、フレディ・マーキュリーと同様に稀有な才能を発揮することもよく見られることです。
倒錯的でありながらなぜか人の心の奥底に響く不思議な感覚を匂わせます。
が、それが実はROCKという音楽。
だからリトル・リチャードはまさに、KING OF ROCK'N'ROLLの敬称にふさわしい。

ところが、リトル・リチャードの音楽については、現在、音盤は葬り去られそうな印象すら持ちます。中古盤屋さんに行っても、在庫はほとんどなし。(ヴィンテージ、高額品に軸足のあるお店は別かも。)あっても「オールデイーズ」のコーナーに放り込まれているのがせいぜい。四国内の盤屋さんで、リトル・リチャードのコーナーを設けているのを見かけたのは、高知のきのこさんくらい。
これは、白人であるビートルズが、黒人のリトル・リチャードの世界を再現して、イギリスからアメリカに発展的に流行して席巻してしまったのが原因と思われます。ビートルズ以前のものは「過去」になってしまったのです。
こうやっって「歴史」は作られる、の一例でしょうか。

とはいえポールのロング・トール・サリーそしてカンサス・シティのシャウトはリトル・リチャードに負けておらず、かえって勝っているとも評価できそうですし、こっちがオリジナルと言ってもいいのでは?弟子が師匠の先に出た曲です。

君管のおかげで過去の動画はふんだんに見られます。
ルシールの高音質動画には、ど・ハマリしました。このスタイルたまらんわ~。
ジョンやポールがこの音楽にハマリ、口ずさみながら自分たちもこんな音楽をやりたいとギターをつかんだのですね。チャック・ベリーはクールだからジョージに受けたのでしょう。

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海外のセラーさんのお世話で入手したシングル盤の音圧はすごい。米国盤の圧勝です。DL-102がいい音出してくれます。

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年末最後にお邪魔した地元盤屋の根っこさんで発見した国内見本盤。
1987年10月21日発売でして、音圧が高く、音は鮮明。デジタルリマスターなのでしょうか?

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アルバムはこんなところ。
ファーストがあるような記憶なのに、発見できず。

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最初に戻りまして、音楽の三大出来事の三番目は、
また次の機会に。

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