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米のせいで日台戦争勃発?ペット・サウンズ。

シルバー・ウィークです。
一体今日月曜日は何の日?とカレンダーを見ると「敬老の日」。敬老の日は9月15日だろう!というのはもう古い感覚なんでしょうね。
けど一体どれだけ国民を休ませたら、いや、遊ばせたら気が済むのか?

それはさておいて、自分のブログを見返していましたら、学校の夏休みあたりから音楽ネタの盤ネタがないことに気づきました。
久しぶりに何か書いてみるか、いやそのつもりで聴いてみるか、とエサ箱をサラサラみていましたら、南西端の一番奥にあるエサ箱にフタがしてあるのでさらにその一番奥のほうを見ましたら、やや、これは台湾盤の群れ、を発見。さらに内容を見ていましたら、あら~、愛するこのタイトルが出てきました。

海濱少年合唱團
第二輯

Fls1362aFls1362bFls1362dFls1362e

英語表記は
THE BEACH BOYS PET SOUNDS
です。

「第一唱片」の製造販売のようですから、台湾盤、です。
ところが、第一唱片盤は、海外サイト(英語)では、韓国盤と説明されていたり、果ては日本盤と書かれていたのを見かけたこともあります。西洋からは極東は、いっしょくた、にされているようです。

Fls1362c

一見してわかるのは、ジャケットの簡便さ(あからさまに言うと、粗雑さ)。そして盤がオレンジのクリア盤。
他のタイトルではジャケット(と称するのもはばかられるほどの簡便さ)の印刷は(赤かオレンジあたりの)単色刷りがほとんど。手元のこれは黒・白それに赤に加えて黄色・緑色の部分がありますから、「カラフル」と評価してもいいのか、と。
確認したらジャケットと思われたのが単なる一枚の紙でありまして、開いたらこうなる、というシロモノです。

これは
バッタもんか?
との第一印象がぬぎいきれず、自然な流れで音質は劣悪かも、という先入観を持ってしまいます。
針が痛みやしないだろうか、という心配をしながら再生してみました。

アイヤ~~!!

しっかりした音!
聴ける!
が、A1の冒頭の感想です。
これはやはり正規盤だ。バッタもんじゃない。(当たり前といえば当たり前。台湾に失礼な!)
思わず両面聴き通してしまいました。アナログ快感にどっぷり。
針が傷むなどとっくに杞憂になっていました。

マトリックスはどうなってるのか?と見てみますと、まずは手書きで、
「第(の略字。ワープロで出てきませんので。)一ⓈFL-1362 A」
「第(上記同)一ⓈFL-1362 B」
とあります。
が、
やや?活字のマトリックスが見えます。老眼をこらしてよく見ますと、なんと!?

「DT-1-2458-A9 #2」
「DT-2-2458-A9」

こ、これは?
US盤のそれではないか?
おまけに、三角の中に「I AM」の刻印まで発見!間違いない!
USから台湾に流れてきたのに間違いありません。

かくなるうえは本家USのDT盤探索が開始されたのでした。

自宅内で発見したのはこの二枚。

Dt2458

まずマトリックスを読みますと、
左は、
「DT-1-2458-A9 #2」
「DT-2-2458-A9 #3」

これに対して右は、
「DT-1-2458-B10」
「DT-2-2458-A9 #3」

ちなみに、左右ともRIAAナンバーは「3」。

ご覧のとおり、台湾盤のサイド1と左US盤のサイド1が同一!
ついでに、左US盤のサイド2と右US盤のサイド2も同一!
ただ、台湾盤のサイド2の#なしの単なるA9は発見に及ばず。

あとは聴き比べ。
サイド1で勝負すべきところ、好みの曲でどうしてもサイド2冒頭から。
台湾盤の音はしっかりしていますし、2曲目のサウンドは「シンフォニック」と表現されるこのアルバムの特徴をよく出しています。
ここで左US盤のサイド2と交替。

アイヤ~~!!

USアーミーいや、US盤の圧勝。
音の分離と見通しの良さは格段の差。それに、この曲独特のヴォーカルの粘性が見事に表出されています。
これは軍事力いやいや突撃慣れかブレス慣れの圧倒的大差でありましょう。
T盤もいいけど、DT盤もいいわあ~。

そこで、ふと思いついたのが、これ。

Cp7560aCp7560bCp7560cCp7560d

Cp7560eCp7560f

我が日本軍の誇る日本盤の赤盤。ただし、自宅の秘蔵ウェポン(何?)は表に出さず秘蔵のままにして、カジュアルに使用いや再生可能な帯なし赤盤を出撃させました。マトリックスは、
「DT1-2458 3 (JISマーク)」「G6」
「DT2-2458 5 (JISマーク)」
B1の一曲勝負。

極東の紛争、日台戦争勃発か?

日→台→日→台→日・・・
と聞き続けまして、最初日本盤の鮮明さにこちらの勝ちか、と思う間に、台湾盤の低域の充実。本家USのメタル・マザーの威力か。さらに比較してみますと、日本盤はヴォーカルが綺麗に出ているものの低域は台湾版に数歩譲る。終始鳴る鈴の音は周囲の音にまぎれているようです。
これに対し、台湾盤は、低域のベースラインがボンボンでるUS譲りの迫力に加えて、鈴の音が前面に出てきて立体的。
残念ながら、台湾盤の優性です。負け惜しみながらも日本盤は大人しくも上品に仕上げているか、と。

台湾盤のレーベルには、「56.1.20出版」とあります。
これは、(中華)民国56年1月20日を表すものでしょうから西暦1967年になります。

さて、日台戦争のあとに、締めはやはりUS盤。上記左盤でB1再生です。

アイヤ~~~!

この圧倒的パワー。
音圧の高さにヴォーカルの押し出しに発声後の余韻。
低域を支えるベースとピアノの鳴りの良さ。
全身鳥肌ものであります。
日台とは、お話になりません。世界の覇権国家たるUSの底力を見ました。

全盤同一条件で再生。音量つまみは不変。カートリッジはオルトフォン・マイスター。

それにしましても、

アコリバ777のお蔭か、音がずいぶんと整った印象がします。

あとは建物か。。。このキャヴァーン、いや穴倉。
タンノイは躯体の大きさに見合う広々とした空間で鳴らしたいですよね。

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