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夜の六本木の散策。

ポールの公演からホテルに帰還。
出かけた先は夜の六本木。
ホテル・オークラ発の散策。
自分の過去の遺跡を訪ねるために。

弟と別れてホテルに戻りますと午後10時と11時との間。
このまま寝るか。
と思ったものの、遅かった昼食とはいえ午後2時台からあとは何も食べていません。コンサートで体力も使いました。さすがに小腹がすいてきます。
おまけにホテルは六本木にも近い。マップでみると徒歩で20分もあれば到達しそうです。
出かけることにしました。

ホテル・オークラのすぐ裏手にありますサントリー・ホールで、かつて、ムターの奏でるブラームスのヴァイオリン協奏曲を聴いたことがありまして、そのコンサートのあとホールから六本木まで徒歩で移動したのを思い出しました。

昔と違うのは、いまはスマホ上のマップで自分の向かっている先を確認できるということでしょう。

素晴らしく美しいホテル・オークラを発ちました。徒歩で。

20150428a

東京タワーが見えてきます。

20150428b

近隣は大使館街です。
夜は暗く、そして静か。
ふと気がつくと警備の警察官が立哨しています。
治安は極めて安全な地域かもしれません。

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とても美しいマンションを発見。
エントランス・ホールの質感がちがうな~。

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大きな道路一本またいだだけで、あとは住宅街のような路地を辿っていたら、
あら、急に大きな通りに出て、見覚えのある六本木の端のほうに出ました。

20150428e

ご覧のとおりのロア六本木あたりまで来ますと、
祝日の前夜もあるのでしょうけど、
賑わっています。

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この道路の先の突当りあたりには、
外国の人たちがたむろして、日本人も群がる、やや、or少々、いかがわしいバーが集まっていましたが、
どのテナントも入れ替わっていました。
もう20年から30年近くなりますもんね。

20150428g

それでも、大使館とか、外資系企業の駐在員とか、さらには東京周辺の基地の人たちとか、週末や休日前に集う場所は、きっと、あるはず。
と踏んでいましたら、ありました。
なんでわかるかというと、
上背も横幅も一回り二回り、大、の、しかもアフリカ系と思われる屈強そうな方々が、客引きしています。しかも10人近くも集団で。
ふと見上げたら
propaganda!
の看板。
目星がつきました。乗り込んでみました。

20150428h

入口ドアはこんな風。

20150428i

店内は。
いや~~、想像したとおり、とはこのこと。
脳内でアメリカン・ロックが鳴りますよ。
きっちりした身なり(とここで「きっちり」というのは、ポロシャツ・チノパンあるいはジーンズという程度の。)白人男性のグループがテーブル席に2組ほど。
カウンターには体格極上の白人さんが数名とりついて、その周辺には日本人と思しき華奢な、というか小柄な人たちに、さらに日本人男性らも。
いいね、ここ。
と内心思いつつ、
表面上は、
いや、すいません、入るお店を間違えました、
というふりをして、
何も頼まずに退散。
まだあるよ、やっぱりあるよ、こんな世界。
一気に楽しくなってきました。

店外に出たら目の前にはロア六本木。

20150428j

さて、六本木の交差点を目指そうかな。

20150428k

おっと、
ここで忘れちゃいけないのは、ここ。
ハード・ロック・カフェ。
撮影だけ。素通り。

20150428l

六本木の交差点の到着しました。
アマンドのあるところです。

20150428n20150428m

交差点を渡りもっと向うに進んで、
ミッドタウンのとっかかりの六本木駅まで来ました。
けど、
ミッドタウンはどうせもうしまっているし、夜はさして面白くなさそうだし、やはりダウンタウンでしょ。

20150429a

そろそろ踵を返そうか、
と見ましたら、
一蘭
の文字が目にとまりました。
面白そうな、
ラーメン店。

20150429b

下から見上げたら閉店しているのかと思ったら、
開いていました。

20150429c

個室のようなテーブル。
いや、カエンター。

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商品が出てきましたら、
向うに
御簾
が下りました。
なんだか完全個室感覚。
店員さんの完全営業声しか聞こえず、お顔も見えない。
見えたのは深々とお辞儀をしたときの帽子のてっぺんだけ。

20150429e

店員さんと接した感覚が皆無のままお店の外に出ました。
こんな時間にラーメンなんて体に余分なものがつきこと間違いなし。
けど、
旅の恥はかき捨て、ならぬ、旅の脂肪はつき捨て、とばかりに、
さらにがっつりしたもの、たとえば、お肉、とか食したくなりました。

それでさきほど素通りしたハード・ロック・カフェに寄り道してみました。
リブ・ロースみたいなもんでもないでしょうか?
2階にあがりますと、中はほとんど昔と変わらず。
ただ静か。
店員さんから
「待ち合わせですか?」と聞かれて
「一人です。」といい、「食事したいんですが。」というと、
「食事は終わりました。」と言われたので、ここも退散。

この時間にもなりますと、サラリーマンの身なりの30代?と思しき日本人男性が、路地の暗がりで、ひとりで吐いて苦しそうです。

交差点では、さきほども、誘われたマッサージ店の、東南アジア系のおねえさんから、再び声をかけられました。
いやー、もうホテルにもどるから、と言って交差点を渡りましたら、
「ガス・パニック、ただいま入場無料!」
と声だしている日本人女性。
「え?ガス・パニックって昔からあるあのお店?」と尋ねたら、
「移ったんです。」というし、入場無料というから、ふらり、と入ってみました。

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うわ~、
かわらへんわ~20年前と。。。
レイブ(最後は濁点です。)
しています。

交差点では、泥酔したらしいネクタイしめたサラノーマン風の日本人男性を、さらに同じ恰好の二人が両脇から抱えて移動中。
支えているほうの男性は、泥酔らしき仲間に、
「そうだよ。おまえのいうとおりだよ。」
と励ましているのか、話を合わせているだけなのか。
目の前を通り過ぎていきました。

結論
六本木は20代から30代のサラリーマンのための地域だ。少なくとも表面上は。
けど、
海老蔵が事件に巻き込まれて大けがしたのは六本木であったはず、たしか。
セレブのお店はきっと目立たないところでしつかり存在しているのでしょうが、私には見えませんでした。

腑に落ちるところは落として、
ホテルを目指しました。
徒歩で。

静かです。

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夕闇の中に浮かぶ灯篭のようなホテル。

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あの地域は夢か現か。
喧噪をここで忘れました。

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