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伊良部島、下地島そして宮古島。

10月17日・月曜日。伊良部島での初めての夜明けを迎えました。ここはヴィラブリゾート。

目が覚めて時計を見ると、ほぼいつものように午前6時ころ。スクリーンを開けて外を見ると夜明け前のほの暗さでした。ここは日本のほとんど西の端です。
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昨夜見えなかった海が見えて部屋つきの庭の全容がわかってきました。
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波の音と鳥のさえずりしか聴こえません。自宅では聴いたことのない鳥の声。
朝食前にコテージ外を散策。昨晩暗くて見えなかったコテージの外貌もわかってきました。
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午前7時に予約していた朝食に向かいました。昨夜と同じレストランです。
テーブルは部屋の数と同じ6つ。
食事のセッティングがあるのはうちを含めて計4つ。
しかし最初から最後まで他のお客さんは来ませんでした。
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琉球料理の朝食をおいしくいただきました。

ここも窓の外の風景が初めて見えました。昨晩はせいぜい明かりの届くデッキとガラス窓に反射した室内の様子しかわかりませんでした。
海がきれいに見えます。生垣の様子もわかりました。

食事を終えて、ホテルのプライベート・ビーチを散策。
両側を南沖縄特有の波に削られた棚状の陸地に遮られて、本当にプライベートな空間になっています。
サマーヘッドとパラソルが2組。ここも他に人がいません。
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出かける、と言うと、Z3を回して用意してくれました。
これから最初の所用に出かけます。
オープンカーにして走り出しました。

少し行くと、南の雨が降り出しました。幌で覆いました。
昨晩、佐良浜港から来た道を逆にたどると風景がわかります。本当に畑ばかりです。
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走りだして間もなく、宮古島まもる君、に出会いました。いや、兄弟の「じゅんき君」が正しいそうです。
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昨晩みかけたファミマがありました。
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道は昨晩ほどの距離を感じることなく、あっという間に佐良浜港あたりの集落に着きました。
派手な看板などなく、静かなたたずまいの南の集落です。商業主義とはまったく無縁な空気感です。
同じような色合いと風合いの建物と街が延々と続きます。金融機関といえば、郵便局くらい。スーパーも地味です。
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第一番の用事を終えて、JAのスーパーに入りました。
品揃えは離島風のアレンジ感がありますが基本はやはり日本国のものです。
産直コーナーの商品名を見ていたら、この野菜の漢字の名前は何と読むのだろう、と首をかしげました。数秒後にその漢字の並びが農家の方のお名前と理解すると頭がクラッとするのを感じました。
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ホテルに戻ります。
途中に「島一周道路」の指示標識を見つけてそちらを走りました。
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ほどなく街灯も人家も、通行人も通行車両すらもない地帯に入りました。あとは延々とアスファルトの道路とせいぜいガードレールだけです。
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そんなとき、進行方向右側・海方向に人工的な構造物の端を林の向こうに見ました。
引き返してみると、なんだこれは?鳥の形に見えます。
近づいて見たら、
「ふなうさぎバナタ」
と書いてあります。
鳥のお尻のところから階段で昇ります。
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絶景です。
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左方向に展望台らしき屋根が見えます。
断崖絶壁観光系の施設です。沖縄本島では万座毛や残波岬に近い。
宮古島がうっすらと見えます。曇天でもこの迫力。晴天ではさらに絶景でしょう。
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遠くに見えた展望台にも立ち寄りました。
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その次には、白鳥崎と表示された場所もありましたが、時間の都合で通り過ぎました。
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ぐるっと回って人家のあるところにやってきました。
あとは道に従いホテルまで。
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11時にチェックアウトしました。
ヴィラブリゾートに一泊ではもったいない、と痛感しました。連泊して、読みたい本と聴きたいディスクを持参して、また是非訪ねたいです。
他の宿泊客の方とは一切会いませんでした。声すら聴こえません。私たちだけが滞在しているような錯覚に陥ります。スタッフの方も顔がわかる3名の方。そして車を出すときなどにチラチラみかけた若い従業員の方と年配のお掃除のオバサン2人。なんだか、推理小説仕立ての隔絶ホテルの面々を連想させます。
このホテルの味、はまると抜けられなくなりそうです。

正午過ぎのフェリーまでの時間を下地島観光にあてました。
旅客機の発着訓練用空港のある島です。
伊良部島から狭い海峡を過ぎるとそこは下地島。
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下地島初上陸。

すぐに管制塔などの施設につきました。
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滑走路の周辺道路を探して走るとそこかしこに「わ」ナンバーのレンタカーが止まっています。飛行機ファンにはたまらないスポットなのでしょう。カメラ、ビデオを構えた老若男女をみかけました。
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海上の誘導灯近くに車をとめて飛行機を待ちました。
今日はこちら側が離陸方向になっているようです。
金属音を残して急上昇をして飛び立っていきます。
BackInTheUSSRの音をライブで聴くには、着陸側に回らなければいけないようです。
今回は時間が足りませんでした。またの機会に。
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佐良浜港まで別ルートの道を通りました。
こちらは浅瀬あり林あり畑ありのコースです。
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最初の幹線道路と出会う三叉路に、地元言葉の標語看板があります。
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昨晩真っ暗だった港で、お土産家さんに立ち寄りました。
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外を出歩く人はほとんどいません。出会うのは困難です。なのに、建物に入ると、なんだかたくさんの人々。ちょっとびっくりです。みなさん一体どうやって外を歩いているのでしょうか。
Tシャツを買いました。

時刻も迫ったのでフェリー発着場に移動。
到着すると、不思議な光景にでくわしました。
フェリーが口を開けている前で、自動車がドンドン方向転換してバックでフェリーに飲み込まれていくのです。
え?なんやこら?
と驚いていても、郷に入れば郷に従うしかありません。
私も急いでバック体制に入りました。
すると後からやってくる車も次から次へと、さも当然のごとく、方向転換・バック体制になります。
なんとも不思議な光景でした。
かといって、船上の乗務員さんも、たとえば徳島・和歌山間の南海フェリーのように、笛を吹きながら進行する車を指差しするなどして毅然と指示する、というのではありません。「ハーイ、オーケー」「こっち、こっち」というごく普通の誘導です。それでも車の接触することもなく、雑然としたような整然さで収まりました。
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岸壁の上にはなぜか漁船があがったまま放置されています。台風の仕業でしょうか。
(帰宅してグーグルの地図で航空写真を見ますと、この漁船がはっきり写っています。)
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伊良部島、さようなら。
下地島もさようなら。
昨晩午後8時ころ上陸から16時間余りでしたが、濃密で素晴らしい時間をありがとう。
空港のない離島を訪ねるのは伊良部島が初めてでした。

この日のフェリーは普通に乗客の方がいます。
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デッキでなごんでいる観光客もどこか瞑想的です。
3年前に伊良部島沖で子供たちと釣りをしたときに見た風景と同じものが見えてなつかしくなりました。
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宮古島と伊良部島を結ぶ橋がずいぶんできています。
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宮古島に戻りました。
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そこは、大きなホテル、金融機関、官公庁のある(伊良部島から比べれば十分な)都会です。
今回の旅の2番目と3番目の用事を済ませました。

さて旅の目的はほぼ達したので、宮古島の滞在ホテルにチェックインするまで少し時間があります。
突然、ホテルで聴きたいクラシック音楽をCDで買いたくなりました。ところがどこに音楽関係のお店があるのかわかりません。思い当たるのはマックスバリュ。SCにCDのショップくらいあるだうと考えました。
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到着すると本の販売コーナーがあり、店員さんに尋ねたらBGMのような物が若干あるだけでした。
CDの販売店を尋ねたら、島内にツタヤさんがあります、と言います。道順を聞いて、その前にスーパーで食品やお土産を買い物して車に乗り込みました。車のトランクはTUMIのスーツケースその他が占拠しています。やむなく車内に。
ツタヤを探して走り出したのに、どうもよくわかりません。ナビで検索しても古いようで沖縄本島のツタヤさんがヒットするだけです。一体どうやって本島のツタヤまで行け、というの?
しかたなく、3年前も買い物をした比較的大きなサンエーでまた買い物。
ホテルに向かいました。

今夜の宿は、シギラベイサイドスイートアラマンダ
リゾートを演出した大量宿泊施設です。前の晩と好対照をなしています。
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部屋はアップグレードしてくれて、プールヴィララグーンスイート、でした。部屋にプールがついています。
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いいですねー。殊更、絵に描いたようなリゾートです。

ここのアメニティにもロクシタン。
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夕食は、ホテル内のフィフス・ポイントで洋食。キャリフォルニア・キュイジーヌと、フロントで渡された紙に書いてありましたが、どんな意味なんでしょうか。
フロントでその他地図や施設注釈書を渡されましたが、なんだか(失礼ながら)道後温泉あたりの気の効いた旅館みたいです。

夕食時に初めて、ノンアルコール・ワインを試しました。
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部屋に戻る途中のライブラリに寄り道しました。ここにある本、CD、DVDは部屋まで持ち込んでよいのです。
バッハの無伴奏チェロ組曲、ゴルドベルク変奏曲、それとベートーヴェンのカルテットにしました。
ツタヤを見つけなくても足りました。
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旅行2日目は、三島を踏破して終了。これで私は宮古列島の有人島8つのうち五島(宮古島、来間島、池間島、伊良部島、下地島)を訪ねたことになります。

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