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早明浦ダムとよさこい祭り。

ビールとワインに酔っていつの間にか寝てしまいました。(帰宅後ビデオの内容をチェックしましたら、子供たちが、歌手、カメラマン、アナウンサーになりきってコンサートを室内でしていました。兄弟が多いと何かと便利ですね。)

早く寝たせいで12日(水)の午前3時ころに目が覚めてしまいました。
ここは人里から隔絶された祖谷温泉です。近所には他の建物は一切ありません。飲食店も歓楽街も。ちょっとこれ足りないからと買い物するコンビニすらありません。さらには街路灯すら1本もありません。ひたすら山また山です。
テラスに出ました。
下方から川の轟々たる音がとどろいてきます。
漆黒の闇かと思っていたのにかなり明るいのです。あれ、なんで、と思って空を探すとほとんど頭の上に半月が出ています。ここでは半月の明かりすら、明るい!と感じます。目が慣れると山肌の山林の枝葉文様が判別できます。
月明かり以外の人工の明かりはまったくありません。ただ例外で、ホテルのフロントや他の客室から漏れてくる明かりがあるくらいです。下方の露天風呂の常備灯がほのかに川面を照らしています。
北の方の山の向こうにはうっすらと街の明かりが山の端を照らしています。向こうは池田か、さらにその向こうは香川か。
足下からかすかな虫の音が聴こえます。秋が近いのです。
足湯の座席の畳に横たわり空を見上げたら、星また星。半月がなければ満天の星を見ることができたでしょう。それでも十分です。
いつの間にか再度の眠りにつきました。

20090812a20090812b20090812c20090812d目が覚めて、朝日が山頂から徐々に下方に広がっていくさまも美しい、の一言でした。
テラスの北西端に立つと、360度のうち270度のパノラマ・ビューが展開します。
20090812eさらに手すりにつかまって上半身を外に乗り出しますと、空に落ちた感覚を味わえます。スカイ・ダイビングの感覚はこのようなものでしょうか。
祖谷渓の魅力を散々、独り占めされていただいて、朝食へ。

20090812f20090812g20090812h朝食のあと、わずかの時間も惜しんで、子供たちを連れてまたケーブルカーで川床の露天風呂へ。
幸せな朝風呂です。
昨日のチェックインから一晩過ぎても眼前の川の流量にさしたる変化はありません。轟々と流れる川を見ていますと先日の雨がもたらした水量にせよ山が抱えている水量にせよ、自然の大きさを感じます。
息子に「南の島もいいが、こんな山の中もいいだろう?」と聞くと「こっちがいい!」と答えてきます。
娘たちは「ここに住みたい!」と言いますので、私が「ここの子になるか?皿洗いするから住み込みさせてくださいと頼むか?」と言うと長女は「ここに住んで皿洗いして給料もらう!」とまでいいます。
ずいぶんと喜んだことは確かです。

前日午後2時すぎのチェックインから午前10時のチェックアウトまで時間一杯楽しみました。
ひとつ残念なのはネット。部屋にはLAN端子はありません。自前のPHSもつながりません。唯一、フロントの前にネットにつながったPCが1台用意されています。ネットからも隔絶されたというのも長所といえばそうかもしれません。

20090812i車で北にわずかに移動して、小便小僧の像へ。昔、子供の肝試しにこの岩の上から小便をしていたという言い伝えがあるそうです。本当に切り立った断崖のうえで足がすくみます。なぜか小便小僧の像の背中がわには多量の小銭があります。お賽銭のようです。日本人て有難いと感じたものにはお賽銭なんですね。

さて、次の目的地は、テレビと新聞でいつも耳目にする早明浦ダムです。
祖谷渓を後にして国道32号線を一路南へ。
20090812j昔(高速道路ができる前)は、高知に行くのは、ここしかなかったんだねえ、と今昔の感を強くします。私の遠い記憶でも、高知までひちすら長時間かかった覚えがあります。山道を越えて太平洋を見たときの感激も。
そんな思い出に浸りながら高知県へ。さらに大豊ICを素通りして本山町へ。

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20090812o20090812p20090812qやがて目の前に現れた早明浦ダムはその威容に圧倒されました。いやー、正直こんなに大きいとは思いませんでした。いつもいつも何パーセントって香川県民を心配させて、そんなに四国の水がめは小さいのかよ、と思っていましたから。
こんなに大きいのでは、渇水対策に早明浦ダムをもう1つ作ったら、なんて簡単に言えなくなります。
ダムの堤防部分まで車で乗り入れることが出来ました。降車したら息子は「すっ、すっごーい!!」と大いに感激しています。子供たちはダムの両面を行き来して歓声を挙げています。いやー、連れてきてよかった。
しかも、早明浦ダムには珍しい(?)100パーセントの状態です。放流までしています。このダムの放流も私自身初めての目撃ですが、音も眺めも壮観です。素晴らしい体験ができました。
小雨が来たのでダムを離れて、下流の橋のところからダムの姿を撮影。すると近くで洗車していた近所のおじさんが声をかけてきて、
「昨日は(放流口の)6本とも放流していたよ。こんなことめったにないし、すごかったよ。」
と悔しがらせることを言ってくれます。ダム体験は癖になりそうです。

さて元の道を戻り大豊ICから高知道に乗って南へ。次なる目的は、よさこい祭り、であります。
片道2車線化が完成した高知道で、あっという間に高知市に到着。
20090812r20090812s20090812ze20090812zf
20090812t20090812u日曜市の道路に入ると、途中から警察官が通行規制しています。
ようやく駐車場を見つけて降車、街に出ると、ひたすら、暑い!街の空気も人も熱い!
デコ車とデコ人間の祭典ですか、ここは?
20090812v20090812w20090812x20090812y有料観覧席までは不要、ひろめ市場を目指しましたが、帯屋町商店街もデコ車乗り入れ、踊り子が踊る。地元の人はちゃんと席を確保して次の連を待ち構えているじゃないですか。
ひろめ市場にたどり着くまでの短距離でも数連が流れていきましたが観覧客も熱い。祭りのショットを撮ろうとなかなかいいカメラを携えた人々がここかしこに。デコ車の叩き出す音楽も熱すぎます。あるデコ車は重低音を効かせ過ぎ!
これは、ジャパニーズ・クラシック・レイブか?

20090812z20090812za20090812zb20090812zcほうほうの体でひろめ市場まで到達。入り口にビニール・カーテンを引いていますから中はさぞや冷房が効いているかと期待したら、見事に裏切られました。中はさらに熱い。人の量もすごい。普通の人とよさこいの踊り子とでワンワンしています。さらにカツオのたたきのわら焼きのデモンストレーションの炎が見ているだけで熱すぎる!
ここで昼食。
子供たちは寿司にラーメン、カルピス。
20090812zd私は鯨ステーキ丼。うまかったー。
ビールは飲めないのでキリンのフリーでガマン。
自宅での夕食のおかずの買い物、トロカツオに鯨のさえずり、天ぷら、を買って、また喧騒の商店街を抜けて駐車場へ。
通り抜けて子供たちが言うのは、
「よさこいは、もう一生、来た(く)ない!」
せっかくの機会なのに子供にはこの喧騒で嫌われてしまったようです。
しかし、この熱気は阿波踊りと並んで全国区です。「どんどん高松」は足元に及びません。開き直って「高松よさこい祭り」にすればいいのに。「本家もいいけど分家もいいよ。」「花火の数では負けていません。」とか。

散々遊んでようやく帰路に付きました。帰りとなると早いものです。高知ICから豊中ICまで1時間強。
気がつけば12日は徳島を出発して高知に入り、高速では愛媛を通って香川に戻り、なんと四国四県を一日で回ったことになりました。
安近短といいながら、なんてコンパクトに楽しめる四国なんでしょう。これだから四国はいいですね。

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Comments

このブログをよんで高知にいきたくなりまいた。追手門すじのわきに8件ほど屋台街があり高知のラーメンをいただきました。ひろめ市場にもある餃子で有名な安兵衛は土曜の夜一時とはいえ8人ほど行列。パリっとして美味でした。ひろめ市場にも1どいきたいとおもいます。

Posted by: ペンステモン | August 14, 2009 at 10:17 PM

ご無沙汰しています。お元気ですか?
うれしい情報をありがとうございます。次回の高知行の機会には屋台街も体験させていただきます。
よさこいは大人だけで行くもんだ、と知りました。あの重低音は野外ディスコですよ。子供の耳と心臓に悪そうです。
お祭りの夏は終わりましたね。

Posted by: 安藤誠基→ペンステモン様。 | August 15, 2009 at 01:02 PM

安兵衛は屋台街からすこしはなれたところにあります。
追手門までいって高知の人にきいたらどなたでもしってます。月曜やすみ。平日19:00から翌3;00
土曜は翌4時までやってます。屋台のすぐそばに車をとめれます。屋台街の入り口は100円パーキングが。お子さんだと屋台街のほうがよろこぶかもしれませんね、安兵衛の餃子はおもちかえりで車のなかでたべるのもよいかも。

Posted by: ペンステモン | August 15, 2009 at 01:26 PM

安兵衛は一般道路にあるのでお店のひとにきいてしばらくならだいじょうぶかときいたほうがいいとおもいます。駐禁かどうかまでしらべてないので。私が行った時はだいじょうぶでしたが、車が私1台というのが逆に気になり、お店のひとにきいたほうがいいとおもいます。

Posted by: ペンステモン | August 15, 2009 at 01:34 PM

詳細な情報をありがとうございます。
ネットで調べますと、安兵衛はやや川に近づいた場所に屋台を構えてするようですね。ひろめ市場の安兵衛は「ひろめで安兵衛」の名前になっているのですね。
ありがとうございます。

Posted by: 安藤誠基→ペンステモン様。 | August 15, 2009 at 07:56 PM

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