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沖縄・美ら島の紛争。

Z20070212a沖縄三日目の12日は超快晴。
1つの雲さえありません。
それでも気温は20度前後。非常にさわやかです。本土では初夏の気分です。

今日はまず首里城を目指しました。両親が沖縄旅行が決まって真っ先に所望した名所です。
車外の空気はさわやかでも車内に差し込んでくる日差しがシャツを通して肌を刺すようです。車内気温が上がります。エアコン必須。窓を開けて気持ちいい陽気です。

Z20070212bZ20070212dZ20070212e首里城を改めて眺めると立派です。琉球がかつて王国であったことをわかり易く伝えてくれます。
この前の戦争による損失は甚大でした。そして復元のため結集した技法は素晴らしいものです。
やはり琉球は日本・大和とは別の国なのです。

これまで子連れで訪ねた際、子供たちが
「暑い!」(確かに暑かった。8月の中庭は灼熱でした。)
「(だっこから)降りない!」
「(冷房の場所から)出たくない!」
とこちらの体力・気力も消耗しましたが、今回のように大人だけで気候のいい時はゆったりじっくり見学できます。

Z20070212c今回訪れると、お茶の離れが新築されていました。伝統的な準木造建築です。室内で周囲すべて木造に覆われると言い様のないほど落ち着きます。

Z20070212fZ20070212gZ20070212hZ20070212i昼食は首里城の雅から一転して、庶民の味、やぎ汁です。
2004年4月にたまたま訪れた食堂「清松」に向かいました。ナビに導かれるままに走るとありました。「清松」。
ここのやぎ汁を初めて食べたときは、ガツン(T口弁護士の言)、と来ました。衝撃的なやぎ汁との出会いでした。あれからもう3年。他の店で食べたやぎ汁はどこか違う、と感じ続けてきました。それが今日、再会できたのです。
店のおばさんとの再会も果たせました。前回におばさんと嫁さんとを写した写真を郵送していたのですが、覚えてくれていました。本当に純朴な良い人柄に直に触れることのできる方です。
昼食時の店内を見ると、座敷には食後に寝そべっているお客がいます。静かです。落ち着きます。まったりとした時間がゆったりと流れています。


Z20070212jZ20070212kZ20070212lやぎ汁で満腹になった体を乗せて海中道路へ。
右に浜比嘉島を見ながら、平安座、宮城島、をたどって伊計島まで。
反対側の東シナ海とは趣が違う太平洋です。
平安座の石油基地には父親が仕事で何度か来たのでした。現役で働いていたころの思い出のあるその地を久しぶりに見せてあげることができました。


Z20070212m伊計ビーチ。
2004年8月の事務所旅行のおりに同伴した子供たちと泳いだ思い出のビーチです。
海の美しさは相変わらずでした。

Z20070212nさらに伊計島の先端のほうへ向かいました。
見渡す限りのサトウキビ畑の向こうにこれまた果てしない水平線が広がる世界です。
その道の行きつく先には一昨年に二女が大怪我をしたホテルがあります。両親にとっては初めての場所です。
幸いにもきれいに治ってきましたが、事故のときには大変でした。今でも生々しく思い出されます。

Z20070212o気持ちに一区切りつけたような気がして、ホテルをあとにすると、ほど近い大泊ビーチに立ち寄ろうとしました。
たて看板に導かれるままに海岸方向に進むと舗装されていない細い道にわけいりました。すると左側に、無料ビーチ、の表示があります。その前で停止し、こちらに進むといいのかな、と考えていると、その先の方で数人のビーチスタッフとおぼしき若者がしきりに手招きしています。
直感的に、
「何かある。」
手招きされて進むと若い女の子が
「ビーチの管理料をいただきます。」
と言うので、
「あっちのビーチは無料と書いてあるよ。」
と言えば、
「あれは妨害行為なんです。」
と言うのです。紛争の匂いは現実でした。
あーあ、なにか揉め事があるんだな、と職業柄覚めた気分でした。
ビーチはすこぶるきれいで遠浅の水泳に適した場所に見えました。ビーチから有料の入り口と無料の入り口が1つの視野に収まり、ビーチはなんの境もなく続いています。一方は有料で他方は無料、なんか変。
しばらくいてビーチを去ろうとすると、さきほどの有料側のスタツフが無料側に向かって大声で
「恥を知れ!!」
とののしり始めました。しかもメガホンを使って。他の女性スタッフも加勢しています。
ビーチでの平和な空気に突然、濁りと緊張が混ざったようでした。
当事者の方々は真剣なのでしょうが、高見の見物、の私たちからは、なんだか、学生運動のセクト争いのように見えて仕方ありませんでした。(すいません。)

車で去るときには「恥を知れ」と叫んでいた有料側が手をさかんに振ってくれました。「また来てください。」と。
どうもそちらに「正義」の匂いを感じるのですが、部外者である私はその感覚には責任を持てません。
美ら島も人の世である限り、紛争とは無縁ではあり得ません。
(沖縄には警察も裁判所の弁護士会もありますし。)

Z20070212pZ20070212qZ20070212rZ20070212s伊計島を離れて宮城島に入り、浜比嘉大橋を初めて渡って浜比嘉島に上陸しました。
先端のホテルでお茶を飲み外を撮影。
ホテルの滞在者は浜に降りて奇岩のそばで泳ぎます。
車で回り込むと、さびて朽ち果てたガードレールが迎えてくれます。

Z20070212tZ20070212uZ20070212vいつもの島そば。
相変わらずのフーチャンプルーのうまさ。
年越しそばは、香川では讃岐うどんであるように、沖縄では沖縄そば、ソーキそば、だそうです。やはり。

Z20070212w島そばでアルコールを飲めなかったものですから、途中のサンエー(香川県で言えばマルナカ)東おんな店に寄り、オリオン缶とエビスを購入。
ホテルでは速攻の爆睡。

(※画像に関する注記)
2007年1月16日から17日にかけて行われた「ココログ」メンテナンスの後、画像をクリックしても全体が見えなくなりました。ディスプレイの全画面で展開されており、しかも画像の一部しか表示されません。
画像の全体像をご確認されたい場合には、お手数ですが、全画面で展開した画像をいったんあなたのパソコンに保存し(右クリックで「名前を付けて画像を保存」でデスクトップに置くなど。)そのうえで開いてください。そうすれば普通に見ることができます。
なお、以前のようにポップアップ画面で全体を見ることができないか、と試行錯誤しています。方法をご存知の方に教えて欲しいです。

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